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カテゴリ:歌舞伎
土曜は半分出勤、半分道楽。
今月の最大のお楽しみだった團菊祭の夜の部へ。 夜の部は『白浪五人男』の通し『青砥稿花紅彩画』。 通しで観るのは初めてでした。 稲瀬川勢揃の場はやっぱりちゃんと見たくって、奮発して2等席を確保! 恥ずかしながら、途中何度か涙があふれてくる始末。。。 だって、 團菊が舞台で並ぶし、菊五郎さんの弁天小僧だし、勢揃いの場は格好良すぎて! 私が歌舞伎を見始めてから、白浪五人男は2度ほど見ていますが、いずれも若手花形役者さんたちの、イキのいい若々しい舞台。 (今年の浅草のも格好良かったんだよな~) 今月の舞台は、役者としての脂がのっている五人の大顔合わせ。 最近って、毎月が顔見世のような、豪華な顔ぶれでの興行。 立派な役者さんたちが出ることが、至ってフツーになってしまった感があるような気がしていました。 もちろん、それはそれで見ごたえがあって楽しい! でも、『白浪五人男』のような舞台で、こういう役者さんたちが勢揃いすると、「顔合わせって素晴らしい!」って改めて思えたんですよね~。 左團次さんの日本駄右衛門を見慣れているせいか、團十郎さんの日本駄右衛門が新鮮だったり、昔の弁天小僧(歌舞伎名作選のDVDを持っているので)に比べると、重量感があるかな?(笑)と思ったりもしましたが、何はともあれこの顔ぶれで見れたことに感謝感謝! ギャップ好きな私にとって、神輿ヶ嶽の場で千寿姫(梅枝)に正体を現すところとか、浜松屋の場での見あらわしは、かなりトキメキました(笑)。 (梅枝さんの千寿姫、これもまた良いですよ!) 細かいことは抜きで、これから見る方は「團菊祭」というお祭りとして、是非楽しんでください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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