ラマンチャの男
帝劇でラマンチャの男を観てきました。今度、子供向けの舞台でドンキホーテをやるので、お勉強のため観てきました。感想。う~ん。一言でいうと「あっさり」かな。とにかく演出があっさりしすぎてた。始まり方はこれぞミュージカル!みたいな派手な感じがなくて、こんなオープニングもいいなぁと思ったんだけど、見せ場という見せ場が全部がっかりしちゃったかな。例えば風車のシーンとか、戦いのシーンとか。風車のとこなんかは特に映画観て期待しちゃってたから、観る側の想像力に任せる演出ってのが物足りなかったなーって。歌もほとんど動かないで歌うのでCD聞いてる感じになってしまい、ちょっとだけ夢の世界に行ってしまった。。う~ん、悔しい!端のS席とセンターのA席と迷って結局A席にしたんだけど、端でもS席の方が役者の表情とか見れてもっとおもしろかったかも。でもやっぱり帝劇くらい大きなとこでやるなら、後ろの席でも楽しめる大きめの演出の方がよかったなー、あたしは。と思ってみたり。。でも松たか子はすごかった。ダンスをやった事がないって言ってたけど、それであれだけ動けるのはなんなんだ?歌も舞台で歌ってるの初めて聴いたけど、すごい迫力だし感動したなぁ。しかもお父さんが33年演じ続けた舞台に出て、そのお父さんの演出をうけて同じ舞台にたってる。。お姉さんもやってて、お兄さんも他で活躍してて、なんか家系の違いをまざまざと見せつけられ、ちょっとしょんぼりしちゃったよ。でも方向性は違っても目指すものは同じ。日々自分を磨いていこうと思いました。おわり。