「ひよこクラブ」においでよ♪

夜の7時から、娘とゲド戦記を見に行ってきました。

ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せるタカの
虚空にこそ輝ける如くに

「本当は死ぬ事を恐れているのではなく、生きることを恐れている。」「死があるから生が輝く。」「生き物の中で、自分がいずれ死んでなくなってしまう事を知っているのは、人間だけだ。これは神様からの素晴らしい贈り物だ。」

こんな事を言っていた様に記憶しています。

今の私には、直球の球が狙った場所に、い～タイミングで飛んできたようで、思わずバットを思い切り振りたくなりました。

15歳の娘に帰りながら「意味分かる？」と聞いたら「何となくはわかる」と言う。すごいなぁ～。「アンタはえらいわァ～。私なんて40前でやっとこ頭で理解したとこやのに、さすが未来の人！」と我が娘ながら感心してしまいました。

ーーーーーーーーーーー

お話自体把握せず見てしまったので、このエンディングはなんなんだ???となってしまいましたが、本を読んだら理解できるのかも？と思っております。声優陣ではゲドの声は超最高でした！

ナウシカも、もののけ姫も、このゲド戦記も（天空の城ラピュタもかな・・・古いところでは未来人コナンも）、通じる物を感じます。人間はおろかで、残酷で、悲しく、弱く、卑怯な生き物でありながら、賢く、優しく、喜びに満ち、強く、 正しい生き物でもある。光と影のように、両方を併せ持つからこそ、光を放つ。光を放つと影も出来る。このような物が、常に見え隠れしているように思えます。