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数年前に映画館で見た映画「ビューティフルマインド」を家で見ました。統合失調症でノーベル賞受賞者のジョン ナッシュさんが主人公です。 統合失調症がどんな病気か、どれほど孤独で、不安で、何度も何度も絶望のどん底まで落とされてしまうとかを知りました。悲しかった。 もしあなたが今、付き合っている親友、勤めている会社、学校などが、全て自分の幻覚であると、精神科医が現れてに言ったら信じられますか? 多分みんなが自分を騙していると思うでしょうね。だって自分には見えて、会話だって交わせるのですから。 自分が日常過ごしている殆ど全てが幻覚だとしたら・・・。こんなに絶望する事は無いでしょう。 彼は天才でしょうが、統合失調症という病気だったので、本当に苦難の連続だった様に思います。しかし、彼には実在の、幻覚ではない妻がいました。彼女は彼の視覚や聴覚ではなく、ハートに語りかけ、寄り添い続けたのです。 色んな天才が世界には生まれ、沢山生きているのでしょうね。大先生と呼ばれる方も、社長と呼ばれる方も、大作曲家も、大作家、大スターも、教祖と呼ばれる方も、いるのでしょうね。 勿論それは才能であり、天才であり、人類の宝物なのですが、その人の人生を最後まで見ると、そういうことを包み込むもっと大きな存在として、家族があるように思います。親友やご近所もそうでしょうね。 身近な愛に気がついて、大切に育む事や、身近な人たちと、ハートで接触できる人間は、天才は天才として、凡人は凡人として、幸せな人生を全うできるような気がしました。ハートで生きて行きたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 20, 2006 10:31:49 PM
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