コンピュータはクロック周波数で一度に処理する情報量が決まってきます。
では、脳のクロックに当たるものとは何でしょう?
それは、血流の速さ、質、そして量のことです。
血流の速さとはいっても心臓の鼓動の速さや血圧が原因というわけではありません。
逆に鼓動が速くなり過ぎると緊張して頭があまり働かなくなることもあります。
それに、血圧があまり高くなり過ぎると脳が働くどころか脳の血管が破裂してしまうこともあります。
この場合の血液の速さとは、むしろ心臓の鼓動や血圧は余り上昇しない方が良いと思います。
血液の量とは酸素(ヘモグロビン)や二酸化炭素の量、糖分や他の栄養素の量などのことです。
また血液の質とは血液の濃度や人間の一般的な(その人にとっての)最良の血液の状態に関係します。
ということは、正しい呼吸と規則正しい生活、バランスが取れた食生活を心がければ脳が活性化し活発に働き、頭が良くなるのです。
「規則正しい生活?ハ~?バランスが取れた食~生~活ゥ~?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、いくら夜勤や外食が続く人でも呼吸はするでしょう?
つまり脳の必要不可欠な栄養素の酸素が多く送り込まれると、脳は嫌でも活発に働くようになるのです。
規則正しい生活や食生活を変えたくない人は呼吸を変えると頭が良くなります。
後日、機会があれば頭が良くなる呼吸法もご紹介したいと思います。
また、健康な血液以外にもう一つ忘れてはならないのが血流を圧迫したり、うっ血させるものがあると、脳に十分な酸素や栄養を送り込めないということです。
首は心臓から脳までの道のりで一番細い部分です。
ここを何も圧迫しないで真直ぐにして、痛みやコリによるうっ血をなくすと血流がスムーズに流れるのです。
ちょっと待ってください。
そうすると、その首と脳の間にある顔にもいえることですね。
そうです、顔もリラックスしてどこにも歪や圧迫がなければ、血流がスムーズになります。
だとしたら、首の下の肩や背中にも同じことが言えます。
やはり肩こりなどは脳にとっても大敵なのです。
更に、お腹や腰、上半身だけでなく下半身までも影響すると思うのです。
また、心臓の近くにある筋肉もかなり影響があるかもしれないですね。
その代表的な筋肉が『大胸筋』なのです。要は胸の筋肉(ゴリラがよく叩いてるところ)のことです。
ここが圧迫されていたり、力が入って緊張状態が多いと、脳への血流に影響するのです。
ところで、体育会系のマッチョな男性や巨乳の女性は昔から頭の回転がどうのこうのと言われていますが、そういう人たちの中にも秀才タイプの人が大勢います。
そういう人たちは大胸筋などの部分の力の抜き具合を知っているのかもしれませんね。
とにかく、キーワードは筋肉の弛緩と精神のリラックス(ゆとり)そしてプラスに考えることなのです。
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