今、次男が入院しているので、今日は上の息子と二人で某ファミレスへディナーに出かけた。
4歳の息子は、普段は飛びつくはずのお子様セットには目もくれず、いっちょ前に大人用のお奨めメニューのホイル包み焼きハンバーグステーキを指差した。
流れ?というものは不思議なもので、私の方もなぜか普段なら素通りするはずのシーフードリゾットのセットをオーダーしてしまった。
さて、注文したものがテーブルに並び、食べ始めたのだが、火を通し過ぎていた所為かライスが少し硬め気味だったので、結構歯にくっ付くような食感であった。
そして、もうすぐ完食というところの最後から2口目で『ガリッ』という今まであまり経験してない食感を味わう事になった。
一瞬、『石か食器のかけらでも入ってたかな....』と呑気に考えたが、口から出してみると、銀色に光るものが皿に落ちた瞬間、『キン』という高い周波数たてた。
これはまさか自分の銀の詰め物(歯の)かと思い、早速歯を一本一本舌で確認してみたが、しかし舌の感触は通常と変わらず、自分のものではないらしかった。
そもそも、ここ十数年歯に詰めたものが取れたことはないので、その時は自分のではないという確信があった。
ということは、『異物混入?』ということになる。
どうしようかと思ったが、このまま皿に置いておくと自分のものと思われるのも嫌だし、かといって紙に包んで隠滅する義理もないと思い、お店の人にいって店長を呼んでもらい報告した。
店長の感じが良い人だったこともあり、口調も全く穏やかで、嫌味もなく報告させてもらった。
本社へも報告して原因追及をしてもらうとのことだった。
また、最初は断ったのだが、こういうケースでは当たり前なのかリゾットの分をどうしても差し引かせてくれというので、結局甘えさせてもらった。
その一件があってから、ファミレスを出る前も家に帰ってからも、約5分おきに、念のため舌で歯を丁寧に異常がないか確かめていたのだが、異常は全く認められなかった。
しかしながら、先ほど長男が寝付いた後、うがいをし、舌で確認したら『ん?』という感触、なんか右上の奥から2番目か3番目に穴みたいなものが........。
Gee!何かが丁度良い具合?にその穴に詰まっていたから今まで気づかなかったのだ。
ということは、あの詰め物は自分のだということになる。
このままにしておくと店や従業員に迷惑がかかり、自分も落ち着かなくなると思ったので、夜遅かったが店に行って謝ることにした。
丁寧に謝罪した後、サービスしてもらった代金の支払いは不要といってくれたが、気がすまないと言って強引に払ってきた。(当然であるが)
幸い、当初自分も決して失礼な言い方をしたわけではないので、謝罪しやすかったのだと思う。
ここで、もし最初に私が強くクレームをつけていたら、おそらく謝罪の為、わざわざ夜中に出向き、代金を支払いに行くという選択肢はなかったかもしれない。
もしそうなれば、この種の出来事は時間が経っても、自分の記憶では忘れるかもしれないが、自分の脳は決して忘れず、何らかの自傷行為をしてしまう。
特に気を遣う人や神経質な人は血管収縮や癌細胞誘発など顕著に現れる。
結局は私の間違いから起こった事であるが、後ろめたい事は何もないという(かなり人騒がせな)自己満足を得たことになった。
勝手な事を言わせていただくと、夜中にわざわざ恥を忍んで謝罪とお金を払いに来てくれる客もいる事を知った店の人も迷惑と思いながらも、気を悪くしただけではないと信じている。
今回の件で宗教の真理を再認識したような気がする。
つまり自己満足とはこういうことなのだ。(爆)
早く歯医者行かなくては.........。。。゛(/><)/ ヒィ
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