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カテゴリ:生活
梅雨真っ只中の奄美大島です 梅雨の合間に羽アリが3回出たら 梅雨が明けると言われ、目安とされていた 羽アリも、例年に無く涼しい期間中に 出番を失ったのか・・・今年は姿を目撃しないまま 6月も中盤を迎えようとしています 暑くなったり、寒くなったりで夏への 衣替えも容易に進まない中・・・ 数週間前から、クッカル(アカショウビン)の美しい 鳴き声に続き、セミの声も聞こえはじめ、それなりに 季節感も感じられるようになってたのですが まだ、うるさくも無かったセミが、いきなり一斉に 鳴き出したような・・・そんな日があったのです 「セミが本格的に活動し始めたね」「この声聞くと夏って感じ~」 夕食の最中だったので、こんな会話で始まり、その後 かなりの時間、家族の団欒が続けられるうちに セミの声はひときわ大きくなり、会話もかき消されるほどで こうなると、もはや、耳障りな騒音としか言いようがなく 「ハゲ~うるさい!」 「これって、かなり近くで鳴いてるよ」と、立ち上がる娘に 「そうよね?かなり近い。もしかしたら、家の中?かも…」と相槌する私 主人も「ハゲ~うるさ過ぎ~!」と言いながらも そのくせ、二人とも腰は上げようとせず、セミ退治の為に動き出した 娘の背中に「頑張れ~」とエールを送ったのでした 台所付近を通過しようとした娘が、吹き出して笑い転げながら ガスの火を止めたのは、その直後の事です なんの事は無い…セミの声と思ったのは… きちんと蓋の閉められてなかった『笛吹きケトル』が 奇妙に発する悲しい(?)笛の音だったのです 一生懸命、機能を働かせて訴えているケトルの音を セミの声と勘違いして、のんびりと食事を続けていた ボケ家族でした…ハイ 麦茶を沸かす為、主人がガスを付け、その事を全員に声掛け したにも関わらず…当の本人はじめ…この始末 爆笑の後、「ハァー」深い溜息と共に「この家の人…みんな馬鹿!」の 娘の一言に、納得する私の横に、一部始終を動ぜず まだ、マイペースで黙々とご飯を食べ続けている 長女の姿がありました 自閉症の彼女は、こんな時も周囲には無関心で 独特な自分の世界を守っていたようです… ボケをかましてなんなんですが こんな家族だからこそ、長女と一緒に生活出来ているんだと しみじみ感じた私です ※ランキングには参加していません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月12日 16時51分19秒
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