笑っちゃいけないが…
再び我が家で暮らし始めた ミルですが以前のような飼いかたではいけないと考えというよりは…ミル自身も4日間、外での生活を満喫したせいか半分、野生化してしまって外へ出たがって落ち着きがなくなっていた。他人に危害を与えないかと心配はありながらも4日間の生活で色んな人間にも遭遇したはずであろうし、今のタイミングを逃したら又、人見知りが始まってはいけないと、思い切って人気のない夜の時間だけ外で自由にさせることを試してみた。最初の夜2時間、次の日4時間、思いっきり遊んだ様子を窺わせ真っ黒になりながらも自分から家に帰ってくるという調子の良いスタートのように思われたが…3日目の朝に歯をガチガチさせている異変に気ずいた。「寒いせいだろう…」とのんきに言う主人だったがいくら寒くても歯まで震わせる猫、これまで見た事ないよ…と思っていたらそのうち、よだれがタ~ラタラ…常にガチガチじゃなくて、ニャ~と鳴いた後や口を開けた後にそのままガチガチガチ…。口の両サイドが切れていて少し出血もしていて、外に出た際に喧嘩(?)をしたもよう…ひどくは無いが首の周囲にも傷跡がある。これのせいかな?ネットで猫の病気を検索したが、これだけの症状では出てこない。この症状以外、至って元気で食欲も排泄も問題なし。病院に連れて行くにも過去の膀胱結石の時、その凶暴ぶりに病院の先生もお手上げしたという実績を持つ為、暫く様子をみることにした。こんな状態でも外へ出たいと訴えるミルに「今、出たってアンタやられるよ、下手すれば殺されちゃうよ」と悟しても必死に哀願するその姿…ガチガチガチ…プッ!ププ~笑っちゃいけないけど何かに似ていると、思い出した途端可笑しくなった。まさに、志村けん扮する婆さんの時のあれにそっくり~ ミル…今、もし仮に、我が家に客が訪れこの間のように興奮して噛もうとしても…その口じゃ…噛めまいもしかしてこれは、神様からミルに与えられた天罰??