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テーマ:心のままに独り言(8844)
カテゴリ:家族の話
今日、いとこの結婚式がありました。うちの母方
の姉の長女の結婚ということで、うちは親戚が 少ないのでしまずんば家総出で出席。そもそも、 その長女というのが三人兄弟の末っ子で僕と同じ 年に当たるわけで、新郎は同級生ということです から僕と同じ年なんですが、その新郎の家という のが代々続く事業を経営されているところでして、 その新郎も長男だけに家を継いでいる様子。まぁ、 平たく言うとアミューズメント部門、もっと簡単 にいうと神田うの女史の旦那さんと同じ業界と いうことで世間一般では立派な青年実業家。う~ん、 同じ年にしてこの差って何?だいたいいとこの家も 会社を興していて金持ちだし、やっぱりお金のある ところにはお金が集まるようになっていのでしょうか? お金を持ってる者同士なので玉の輿ではないの ですが、うの女史的な結婚ということで、やっぱり う~No!的なことがいくつか起こったのでその話を ダイジェストにしようかなと。 式は15時からで、集合が14時30分ということ になっていたのですが、僕らは当然親戚といえど、 先方のご家族の人に挨拶したことがなく、式の前に 挨拶しようと、いとこが式のリハーサルに13時 30分には式場に行っているということだったので、 それに合わせて行ったのですが、なぜかいとこ一家 が行方不明で携帯でも連絡が取れずといういきなり の事態。待合室は普通は新郎と新婦側と別になって いるので、仕方ないから新婦側に入ろうとしたら、 なぜかその式場は欧米式(というのを強調されました) で、着替えの部屋しかなくテーブルがいくつがある だけの部屋。って、紹介もなしにいきなり入るのも はばかれ、外でイスに座って待ってたのですが、 いくらビルの中にあるとはいえ、折からの寒さに 耐えかね、中に入ることに。訳がわからないまま 自分たちで先方に紹介してました。ちなみにいとこ 一家はさくっと30分ほど遅れてきました。そう いえば、次兄の結婚式のときも式場には僕らのほうが 早く着いていたような…。 そんなどたばたの中、うちの家族で一人だけ別行動 をする強者である弟くん、東京から朝に帰ってきた そうなのですが、相変わらずの奇天烈ぶりで時間を 1時間ほど勘違いして到着したらしく、喫茶店で 時間を潰していとこ一家が到着するちょっと前に こちらに到着。場所がわからないということで僕が 迎えに行ったのですが、なぜかうちの母親がシャツ とネクタイを渡してきました。って、まさか私服で やってきたのか?まさかいくらなんでもと思い ながら迎えに行くと、黒のコートにグレーのハイ ネックのセーター、そしてジーパンと期待を裏切ら ない奇天烈な格好でした。さすがに親族ですから、 この格好で先方のいる前を通って着替えさせる訳 にも行かず、トイレで着替えさせました。しばらく してから出てきたのですが、ひさしぶりに見る スーツ姿はおっさんになってて何だかショックを 受けてしまいました。で、その部屋は表口と裏口 があり、先方の家族は表口、うちは裏口のテーブル を陣取っていたので、裏口から入ってまずは親戚に 挨拶させようとしたのですが、入っていきなり弟くん はやっぱり奇天烈なことをしてくれました。親戚を 見つけてすぐに挨拶に行ったのはいいのですが、 なぜかおばさんのところに…、って普通はおじさん が先なのに順番が違うじゃんっ! 15時になり、式が始まったのですが人前式にも 関わらず教会でするという何とも不思議な結婚式 だったのですが、進行をする神父さんがまた怪しい ものでした。脇にある教壇で思いっきり台本を 見ながら話していたのですが、なぜかスーツ姿。 いや、聖歌隊っぽい人とかはそれらしい格好して いるんだから、せめて神父さんならそれらしい 格好をしてほしかったです。いきなりレディース エンドジェントルマ~ン、コングラッチュレーション という言葉から始まり、ひょっとして英語で式が 進んでいくのかと思えば、その後は怪しげな片言 の日本語。でも、新郎と新婦にアクションを求める ときだけは英語だし、しかもオーバーリアクション だしで、見ていて何だか面白かったです。ちなみに その神父さん、台本を読んでいるときは片言なのに、 おばさんとかに新婦の何かを預かったりとかお願い するときには流暢な日本語を話していたのですから、 さらに怪しさ倍増。ひょっとして神父という名の エキストラではないかと思ったくらいです。いや、 そもそもにして式場の中にある教会なので、それ 自体が機能しているかどうか怪しいくらいですが。 さくっと式が終わり、披露宴となったのですが、 これがいけなかったです。いや、何がいけないと いうとホテルではなくレストランでやったので 段取りもへったくれもなく、総じて言えば二次会 のノリの披露宴でした。司会の人から2人の プロフィールの紹介があったのですが、なぜか 後ほど訂正しまくりで本当にプロかなと。紹介の 後に乾杯もしないまま、取り合えず先方と付き合い のある会計事務所の代表さんが話をしたのですが、 これがまた長い長い。何のまとまりもないままに しゃべりだし、話は日本経済から竹中元大臣の話 まで語りだし、何の式とも祝いともない話に。 いや、まったく意味がわからないし。で、長い話 が終わり、ようやく乾杯の運びとなったのですが、 乾杯の音頭を取った先方の仕事絡みの人も司会の 人は後で訂正する紹介をしたりといきなりの開始 でした。 で、料理はさすがにいいもので、フランス料理 チックなフルコースだったのですが、食べてる 途中舞台裏の調理場からは皿を落として割って ました。こんなときに落さなくてもと、何だか 不吉な予感が。披露宴とはあっさり終わるもの と思っていたのですが、新婦のお色直しが何度 もあり、何か友人たちの挨拶をしては歓談と いうだらだらムード、あまりのだらだらさに うちの母親が皿回しをしようかと言い出す始末。 いや、さっきもですが、皿だけは縁起のもの だからせめて玉すだれにしてほしいというと さすがに用意してなかったので、あえなく却下。 って、そんなところで芸人魂を見せなくても…。 で、なぜか後半、新郎の弟の挨拶があったり、 さらには普通は歌を歌うのは友人だと思うのですが、 新郎がバンドをしているから自ら歌うということ もあったのですが、それはスルーするとして、 クライマックスの新婦から両親への手紙のコーナー。 結構そこは感動する山場でよくテレビではみんな 泣いているはずなのですが、あまりにあっさりな 手紙だったので、誰も泣いてなかったりしました。 いや、いとこの両親は感極まってましたが。と、 目を転じればなぜかうちの祖母が泣いてました…、 って新婦でも泣いてないのにどこで泣くところが あったの?で、新郎のお父さんからの挨拶では、 思いっきり原稿を広げて読んでいたのに、いきなり 「僭越ながら新婦の父から」としょっぱなから コケてしまいそうになるものでした。最後の最後 に新郎から挨拶があったのですが、新婦はにこにこ してるのに、新郎は感極まって泣いてたりして、 ああ~、今の結婚式というのはこういうものかなと 思ったりしました。 19時過ぎに披露宴が終わり、新郎新婦の見送り の中、退出したわけですが、新郎が挨拶してきた ときにいとこですけど僕も同じ年ですよ~、と 言うと新郎は、そうなんですか!と言いながらも いとこに早くお兄さんに記念品をとか言ってました。 いや、見た目はともかくお兄さんじゃないし、年上 でもないって今言ったばかりじゃんっ! とまぁ、そんあ感じで最後までミラクルのあった 結婚式でした。いやはや、ただ座って参加している だけでしたが、さすがに気疲れしたのかきつかった です。というか、今日のことを一言で言うと、 長すぎっ、と言いたくなるう~No!的な結婚式 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.26 01:42:01
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