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2007.04.26
テーマ：釣り好きの人集まれー(8299)
カテゴリ：釣りバカ日記
釣り場というのは面白く、誰もがみんな同じ空間を
共有しているところから仲間のような意識があり ます。普段の日常ではなかなか声をかけられない ようなシチュエーションでも釣り場では気軽に声を かけられたり、聞けたりするのは同じ趣味の集まり だからかもしれません。そういう情報交換というのは なかなか面白いこともあったり、また新しい出会い になったりします。本当は２日目はあっさりと 昼過ぎに帰るモードになっていたのですが、この 新しい出会いのおかげでそこからさらに面白い釣り の魅力に出会うことが出来ました。 昨日の釣行記の続きなのですが、そもそも今回の釣りは キスとアオリイカを求めての釣行。それにともなって 組長は新しくアオリイカを釣るためにヤエンに挑戦する というものがありました。ヤエンと言っても、あの グループの「野猿」ではなくヤエン釣りのことです。 活けアジを針に刺し泳がせてイカが抱きついたところに 新たに針を投入してそれにイカをかけて釣るというもの なのですが、アジはサビキでの現地調達するために 最初はスーパーに売ってたアジで組長はヤエンに挑戦 していたのですが、昨日の日記にも書いたようにアジは 小指サイズのものしか釣れず、死んでいるアジにはなかなか イカがつかないのでどうしようかと午前中釣りをして いたところ、僕らのそばのテトラの上に１人のおじさんが ヤエンでイカを釣っていました。そのおじさん、道具は 僕らの来る前からあったのですが、７時前くらいから 車から出てきて釣り始めたみたいなのですが、僕らと 違い活きアジでイカ釣りをしていたのです。で、僕らは 僕らで釣りをしていて、おじさんもおじさんで釣りを していたのですが、おじさんの釣竿にイカの反応が あったときは、僕らは誰もヤエンなんてやったことが なかったのでそっちに注意を向けて見ていると、おじさん は何度かバラしてしまったりしてました。 そんなおじさんを見ていると、おじさんもこちらが気に なるのか親しげに話しかけてきて、いろいろと話している とよくヤエンに釣りに来るイカ専門で釣りをしている人 とか。さすがに当たりがあったりと僕らも興味深々で おじさんにいろいろ聞いたりしていると親切にイカ釣り についていろいろとやり方から仕掛け、その上死んだ アジでは釣れないから活きアジを１匹あげると言い、 組長はそれを使って本格的なヤエン釣りに。おじさんは ヤエン釣りの基本を１から僕らに教えてくれて、実際 またイカが抱きついたときも説明しながらやってみせて くれました。残念ながらかなり重いイカだったらしく、 それもバラしてましたが。自作で作ったヤエンの仕掛け も組長にプレゼントしてくれて、僕らが昼近くになって 帰ろうかどうしようか、組長の活きアジに当たりがある まで待ってようとしてたとき、おじさんがアオリイカを 食べたことがある？と聞いてきたので、過去に一度だけ アオリを釣ったことのある組長を除いて誰も食べたこと がなかったためそういうと、おじさんがご馳走しようと、 昨晩釣ったばかりのイカをいきなり捌きだしてご馳走 してくれました。地味にイカ嫌いの僕でしたが、せっかく 捌いてまでご馳走してくれたので、みんなが食べている ので食べないわけにはいかないと思い、思い切って食べて 見ると今まで食べたイカとは違い、おいしかったです。 って、イカってこんなにおいしいものだったとは。 １匹のイカをご馳走になり、また夕方にならないとイカは 来ないなぁとおじさんが言うので、その味を食べた僕らは これはイカを釣らないことには帰れないということで、 おじさんにもいろいろ教えてもらおうとおじさんが夕方に 向けてアジを買いに行くということで、場所を教えて もらおうと便乗することに。なぜか僕が着いていった のですが、いろいろと出口からの道を教えてもらったり して、アジを無事ゲット。 帰ってきて、とりあえず夕方までのつなぎで練習を含めて 竿を出したのですが、組長とオコゼ先輩はアジでの純粋な ヤエン釣り。僕は、エサを買いに行く前におじさんが 裏技で浮き釣りでもイカは釣れると言っていたのを聞いて いたので、それをやることにして、おじさんに仕掛けを どうするのかと聞くとさくさくっと糸とハリを結んで 仕掛けを作ってくれました。って、自作で仕掛けを作れる なんてすごいなぁと思わず感心しながら、おじさん作の 仕掛けを投入してイカに挑戦。キタマクラ先輩もおじさん に仕掛けを作ってもらい、浮きで挑戦していました。 活きアジを作ったイカ釣りはイカが抱きつくのを待ってから の勝負なので、ずっと竿を見ていたのですが、その間は 違う釣りも出来そうだったので、僕はルアーで何か釣れない かなと竿を出していたのですが、釣れたのは誰かの根がかり してロストしたエギだけ。って、相変わらず訳のわからない ものを釣ってしまいましたが。 さすがにはじめて挑戦する僕らがさくっとイカを釣るとは なかなか難しいものでしたが、組長は当たりが２回、オコゼ 先輩にも１回あって、オコゼ先輩は気付かないで逃げられて しまっていて、アジでの釣りの難しさを実感。組長もヤエン を投入するもそれが行き着く前にバラしてしまったらしく、 なかなか奥深さを感じましたが、それでも面白さは他の 釣りよりも魅力的に思えました。１０匹のアジを買ってた のですが、とうとう１７時前にはなくなってしまい、 明日のこともあり後ろ髪ひかれながらもそこで終了する ことに。おじさんは残念がってましたが、またそのうち お会いできることを期待してお礼を言って、後にしました。 いや、新しい釣りも知ることが出来たし、これからの釣りが 楽しみになりましたね。ヤエンをするにはまた新しい道具が 必要になりますが、アオリイカは１年中狙えるので、今後 が楽しみです。今のイカ釣りはエギで釣るのが主流になって いますが、ヤエンで釣るのもなかなか面白そう。早く、次回の 釣りに行ってみたいものです。 ちなみに題名のおひょい先生、これはおじさんのことです。 何だかおひょいさんに雰囲気が似ていたもので。僕がアジ をエサ屋さんに買いに行く途中にあるおひょい先生のとって おきの隠れポイントも教えてもらえたことですし、また どこかで会えたらいいなぁと思います。いや～、なかなか いい出会いでした。って、女の子ともこうしていい出会いが 出来ないものかな…。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.04.30 13:00:13
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