今日は絶好の釣り日和のはずが(釣りバカ日記その46)…
ちょうど前週の金曜日の晩から土曜日にかけて、うちの会社の精鋭たち(と言っても上司と先輩ですが)が和歌山のほうに釣行に行きまして、1人1匹くらいのタチウオの釣果があったというのを聞いて、大人買い先輩のタチウオ熱に火が点き釣行することになりました。今回は釣りを楽しむというよりも、釣るのを目的に行くということで選抜メンバーである大人買い先輩を筆頭に、末広がり先輩にカートン姉さんと僕の4人で行くことに。いつもは夕方前に行って晩から朝にかけてまで釣りをするというペースなのですが、翌日に僕が予定があったため時間を前倒しして昼過ぎからスタートして晩には上がろうと、大人買い先輩と13時に待ち合わせをして、まいどのことながら泉佐野食品コンビナートに行って来ました。末広がり先輩は別便で、14時から14時半までの間にいつもの釣り具屋さんに集合となったのですが、昼過ぎという時間が良かったのか釣り具屋さんにはあっさりと40分ほどで到着して、釣り具をじっくりと見回りすぎて飽きてしまったので買い物をし終えた頃に末広がり先輩の到着。末広がり先輩は1人出遅れていましたが、道具を買うのにお付き合いをして、いざ泉佐野食品コンビナートに向かったのですが…。釣り具屋さんに着いたときからイヤな予感がしていたのですが、あまりに人が多すぎ。それもそのはずで10月の後半という時期にも関わらず今日は天気が良く小春日和のような温かさで、釣り具屋さんに入るのにもこれまでもほとんど満車近い状態を見たことのない駐車場がいっぱいいっぱいで、みんなはどこに行くのだろう?とドキドキしながら向かうと、案の定釣り場は満員で入る場所もないくらいでした。前回もそんな状況で釣り場に到着したのですが、ちょうど夕方前のタイミングだったために朝からスタートしていた人とか入れ替わるタイミングでしゅっと釣り場を押さえていたので待ち時間なく釣ることが出来たのですが、今回は15時過ぎという微妙なときだったので、釣り場へは到着したのですがなかなか竿の出せない状況で、大阪側のドラムのほうを沖からずっと歩いたりしてどこか空かないかとうろうろしたりして、時間がどんどん経ってしまいました。せっかく早く着いたのですからサビキで小魚釣りで遊んだ後に、本命のタチウオを狙おうという計画も、これだけの人がいたらすべて吹っ飛んでしまい、あっちこっち行ったりして結局竿を出すことが出来たのが17時過ぎ。日中の天気は小春日和の模様だったのですが、さすがに10月も下旬になると日が暮れるのが早くなり、サビキで遊んでいたかと思えばもう真っ暗になって、ケミボタルのお世話になる始末。釣り場が空くまでふらふらと釣っている人の釣果を見ていますと、沖側はそれなりにサビキの釣果はあがっていたのですが、場所が取れたのがちょうど沖から湾の真ん中くらいでして、サビキをしていたカートン姉さんはアジが2匹という微妙な釣果でした。そんな姉さんを横目に僕らはワインドでのタチウオ狙いをしていたのですが、これがおそろしいくらいにアタリがなし。ワインドは疑似餌でアクションを起こして魚の食い気を起こさせるという釣り方なので、基本に忠実にシャクリをしていればそれなりに釣れなくてもアタリはあるものなのですが、まったくそれもなく真っ暗になってしまったのでエサ釣りに変更して行うことに。僕と大人買い先輩はワインドからエサ釣りへと変更していたのですが、先輩はPEラインの竿でエサ釣りの仕掛けを作ってしまったみたいでラインがよれてしまって絡みまくって何度もトラブルが発生、ついでに僕の竿には微塵もアタリはなしという状態が続き、あまりに先輩の竿が絡みまくるので違う竿に変更ということで僕が新たに仕掛けを作ることになり、自分の竿を投げ直したときに手元が狂って僕の仕掛けはドラムのすぐ隣から出ている突堤の建物に絡んでしまい、あえなくロスト。いくらそれなりに釣りを経験していても、焦ったら手元が狂ってえらいことになるなぁという経験になったのですが、ここ最近あまりロストのしなくなった僕は電気ウキを始めとした仕掛けの替えを持っていなかったために、あえなくそこで終了となり大人買い先輩の仕掛けをゆっくり作り直していました。しかしそこでめげないのが僕のいいところで、釣り具屋さんで道具を見ていたときに、新しいタチウオ釣法があるという宣伝を見ていて、一度それにチャレンジしてみようと仕掛けを買っていたために、ウキでのエサ釣りはダメになってしまいましたがそちらに挑戦することにしました。その釣り方というのはエサ仕掛けにケミボタルをつけて、ちょい投げをしてシャクりながらアタリを待つというもので、正式名称はど忘れしてしまいましたがこれがかなりアツイ釣り方だと宣伝していたのでぜひともチャレンジしてみようと思ったのですが、まさかついでにやるつもりだった釣りをロストしたせいでやることになるとは思いもしなかったので、備えあれば憂いなしだなぁと思いました。もう時間は20時をとうに回っていた頃のことで、いつもならそろそろアタリがあってもいいはずなのに、僕らはおろか周りも何かが釣れたという声も聞こえてこないこの状況、そんな中で新しい釣法に挑戦しても釣れるわけもなく、みんなで21時過ぎには帰ろうと言っていたのですが、車で来た人たちはせっかく来たのだからと粘ることとなったので僕だけ電車で帰ることに。シーズン的にはタチウオを狙うのも今日がギリギリのところだったので、ぜひとも今回は釣りたかったのですがなかなかうまいこといかないものです。釣り場を確保するまでの間に、うろうろと釣っている人たちの釣果などを見て回っていたのですが、日中はアジやらぽろぽろと釣れていたのに晩になったら全くアタリがない状態になるとは、何だか不完全燃焼で終わった気分です。今回どころか今年の釣行分も来年にノシをつけて、ぜひともリベンジしたいと思います。