灰色の空のむこうには…

先日、田ノ浦漁港に行ったときにイワシ先輩と
釣り掘に行く約束をしてまして、遅まきながら
今日釣り掘に行ってきました。釣り掘と言うと、
前回行ったときのトラウマがどうも抜け切らず、
ちょっと抵抗があったのですが、イワシ先輩の
情報によるとその釣り掘にＧＷということも
あり、子供連れで来るお客さんが増えるという
ことで、誰でも釣りやすいようにするためかなり
多くの魚を追加で放流したとか。あれからも着々と
釣り掘に行っていたイワシ先輩はコイの他にも
金魚とかナマズも増やしたそうで、僕がナマズを
釣ったらしまずんばからなまずんばに改名しないと
と言ってました。

で、今日の１６時に先輩の家の最寄駅で待ち合わせ
をして、釣り掘に向かいましたが、今日の目的は
もう一人、最近釣り掘デビューをした会社の先輩で
ある女性、たまにたばこを１カートン買いしている
カートン姉さんと僕のどっちが釣るかのバトルです。
カートン姉さんもカートン姉さんで釣り掘に何度も
足を運んで練習しているそうで、僕がイワシ先輩と
釣り掘に行くと決めた休み明けの出勤日にいきなり
僕と勝負だと挑戦状を叩きつけられたので、一応
本場の釣りをしている僕としては負けられない勝負。
釣りに行く人間にとって釣り掘っていうと、ちょっと
と思ってしまいがちですが、これがなかなか奥が深く
そんじょそこらの釣り歴ではなかなか釣れないもので
これがまた当たりをいかにしてキャッチするかの勝負
になるので、前回ずたぼろな成績だった僕は、ちょっと
どきどきしながら現地に到着しました。一応、その
釣り掘にはナマズが２匹しかいないそうで、姉さんとの
勝負のルールとしては釣った魚の数を勝負するという
ことだったのですが、そのナマズを釣るかひっかけたと
他の人が認めれば３匹追加という新ルール。釣り掘には
１７時前に到着し、２１時前までのロングタイムな間に
何匹釣れるかの勝負が始まりました。

開始してからも前回同様、当たりがなかなかわからず、
エサばかり取られるエサ撒き兄さんなことをしていた
のですが、釣り掘に来るまでの道すがらイワシ先輩に
当たりの講習を受けていたのでそれを参考にやってたら
なんだか前に来たときに比べて、浮きの動きが活発な
ような。前回は当たりすらわからなかったのですが、
今回は当たりがわかる。というのも夕方から来ている
ので、ちょうど魚の御飯タイムということもあるから
かもしれませんが、水温が高いから活性が高くなって
いるのかも。イワシ先輩はさくさくっと釣り上げて
いましたが、とりあえず僕も１匹釣るまではと思い
ながら浮きを見ていると、またぴくっと反応したので
すかさず合わせてみると見事フィッシュオン！まぁ、
金魚だったのですが、初釣り掘での釣果に僕はほくほく
顔。カートン姉さんよりも先に魚が釣れたこともあり、
ほっと一息して肩の力を抜きながら釣りをすることが
出来ました。

それからも順調に釣れていって、僕が釣ればカートン
姉さんも釣っているという接戦模様。僕らが当たりが
ないときもイワシ先輩はさくさく釣り上げまくって
いて、３時間が過ぎる前くらいには５キロくらい上げて
いたのですが、僕らの数はまぁ置いときましょう。
「見える！私にも敵が見えるッ！」と、シャアばりに
浮きの当たりを見ながら金魚を釣りコイを釣りして
いたのですが、とうとう２０時４０分となり、勝負終了。
僕の感覚では、カートン姉さんには僅差で勝ったような
気がしていたのですが、魚を入れていたビクを上げて
みると、金魚が７匹でコイが２匹という結果。前に
カートン姉さんが練習に行ったときは７匹釣ったと
聞いていたので、途中からどっちがどれだけ釣ったか
わからなくなってしまったのですが、何とか僕のほうが
釣れていたかなと思いつつ、カートン姉さんが数を
数えている横で、イワシ先輩はさくっと１回交換した
後も８匹釣っていました。って、あなたは化け物ですか！
やっぱりイワシ先輩よりもコイ先輩のほうがふさわしい
名前ということで、再び僕の中では改名が決定。

それはそうと、カートン姉さんの結果といえば、何と
１０匹の釣果！？しかも、金魚が６匹のコイが４匹って、
数だけでなく大物の数も完敗…、しくしく。釣り掘歴は
カートン姉さんのほうが上ですが、釣行回数では僕の
ほうが多いはずなのに。２回目にしてこの数字は僕の
中で満足いくものだったのですが、完膚なきまでに
惨敗してしまい、かなりショックでした。これはもう
次回にこそカートン姉さんにリベンジをしなければっ！
そして今度こそナマズを釣ってなまずんばに改名できる
よう頑張りつつ雪辱を晴らすべく、さらなる釣り道を
精進していこうと心に誓ったのでした。次はカートン
姉さんには負けないぞっ！