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テーマ:釣り好きの人集まれー(8301)
カテゴリ:釣りバカ日記
わっさわっさ、いきなり揺れたので何事かと思い
飛び起きてみると、オコゼ先輩が車を揺らして 僕を起こしました。時刻は5時前、場所は熊野の 新鹿。昨日に引き続いて今日も釣りをすることに。 2匹目のドジョウではないですが、せっかく浮き で釣果が上がったので今日も浮き釣りでしようか と思ったのですが、組長がせっかく道具買ったから ヤエンに挑戦すればという言葉に、ヤエンでする ことに。う~ん、戸津井での釣行のときに僕は あまりヤエンの講習を受けてなかったので一抹の 不安を覚えながらも、仕掛け自体はラインにハリを 結んで活きアジを投入するというものなので、 さくっと作ってやってみると、いきなりハリごと アジをすっ飛ばしてしまいました。って、ハリの 結び方が甘かったみたい。やっぱりヤエンは難しい なぁと思いつつ、気を取り直してやっていました。 と、投入して朝日がキレイだなぁとのんびり見て いると、いきなり僕のリールがじーじー鳴り出し ました。ヤエンはドラグを緩めてラインが出る のを待つというもので、アジの引きではラインが 出ることがなく、イカが抱きつき引っ張ったときに ラインが出て行くので、そんなに早く僕のに当たりが 出るとは思ってなかったので、パニックになりながら、 組長にSOSをしてヤエンのやり方を教えてもらい ながら慎重にやりとりしていました。というのも、 アジにイカは抱きついたとしても、イカには何も かかっていないので、イカが手放したら一巻の 終わりという釣り。少しずつ竿を寄せてラインが ふけた部分だけ急いで巻いていくというそのやり取り はかなりどきどきでした。イカもエサを自分の テリトリーに運ぼうとぐぐっと引っ張り、強く 引かれたときはラインを外してイカが動かなくなる まで待つというのは、かなり苦戦しました。イカが 動いていないときはエサを食べているときだから、 その隙を狙って寄せてくる。またイカがテリトリー に持っていこうとする。その繰り返しは、いつまでも 続くかと思えたのですが、組長がヤエンを投入しようと 言い、投入してもらったのですが、まだまだイカの 姿は見えない状態。今度はヤエンがかかるように、 竿を立ててはまた巻いていくという繰り返しをして いたのですが、何度かするうちに僕がスムーズに ラインを巻けなかったみたいで、ヤエンが根がかり してしまいました…。う~ん、押せども引けども 動かず、力任せに引っ張るとハリが外れてしまい ました。もう1杯と色気を出したために、バラして しまうとはちょっとがっくしです。 それにしても熊野はキレイでした。海も澄んでいたし、 景色は最高ということなしのロケーション。心配だった 天気も快晴に恵まれたので、後はイカを釣るだけという 状態。その後もみんなで釣りをしていると、アジを 変えたばかりの組長のラインがじーじーと出ていき ました。しかし、このラインの出方、かなり微妙な もので出たかと思えば止まり、また出るというもので、 何だかよくわからないながらもしばらくしてから組長は ラインを寄せていくことに。慎重なやり取りに、固唾を 飲んで待っていると、周りにギャラリーも集まりだし、 そんな中僕は自分の竿をふと見た瞬間にその先の海に 昨日ロストしたはずの電気浮きを発見。組長はある程度 寄せてきたみたいでヤエンを投入し、竿を立てては 寄せるを繰り返していたので、まだ少し余裕があると 僕はタモを使い、その電気浮きを回収。と、組長の ほうにタモの準備は万端と近寄っていくと、海面から イカの姿が!めっちゃ大きい姿に驚きながら、オコゼ 先輩にタモを託し、タモでイカを掬おうとすると、 イカがスミを吐き後ろに逃げていくではないですか。 まだ僕らはそのときイカの習性を理解しておらず、 足元からタモをいれていたため、後ろに逃げるイカの 足にはひっかかったのですが、完全にタモに入って おらず、辛うじて引っ掛かっているという絶妙な状態。 タモをひっくり返そうにも上手く返らず、どうしようか と悩んでいるとギャラリーの1人がタモを持ってきて くれて何とか無事取り込めました! って、デカすぎっ!あまりの大きさにびっくりです。 僕の昨日釣ったイカの倍くらいはありそうなサイズ。 目と目の間を刺してイカをシメるのですが、すぐには 刺すものが見つからず、そうこうしているうちにも イカはスミを吐いたりして暴れ、あわわしているとき、 さきほどタモで手助けしてくれたおっちゃんがシメて いいかと聞いてきてお願いすると、こうしてシメるんだ といきなり目と目の間をどつきました。何度もどついて いるとイカは観念したのかおとなしくなり、無事シメ 終わり。まさか、どついてシメるやり方があるとは…。 イカの大きさ以上にそのやり方にびっくりしてしまい ましたが、組長はその大きさにかなりの満足。もともと、 10時過ぎには出ようということで予定をしていたの ですが、9時過ぎに釣り上げたそのサイズに竿を片付け、 後はオコゼ先輩が釣るのを待つのみとなりました。 せっかく来たのですから、みんなで釣って帰りたいもの ですからね。そういう無言のプレッシャーがオコゼ先輩 にかかっていたのですが10時過ぎ、そろそろ帰ろう かなという頃に、オコゼ先輩のドラグに当たりが! みんなの見守る中、慎重にやり取りをしていよいよ ヤエンを投入、竿を上げては寄せてを繰り返して、 寄せてくると、これも無事ヤエンにかかっていて、 慎重なやり取りでタモに納めることができました。 これもちょっと大きなサイズ。シメ方はさっきのを 教えてもらったので、組長にやってもらうと一撃で イカはシマりました、さすが組長。思わず笑ってしまい ましたが、無事みんなが釣れたところで今日は解散と なり、帰路に着くことになりました。心残りなのは、 みんなはヤエンでファイトを楽しんで釣り上げたのに、 僕だけ浮きでの釣りでゲットしてたこと。やっぱり、 イカ釣りの醍醐味はヤエンに限るなぁと思いながら、 今度は浮きだけでなく、ヤエンでも釣ろうと思い、 ますますイカ釣りの魅力にはまってしまいました。 と言っても、僕はイカは苦手なのですが。 家に着いたときにオコゼ先輩からメールが来てて、 イカの重さはどれくらいとあり、ちょうど家の 人間が出払っていまして、はかりがどこにあるか わからず、またはかったら連絡すると返事したの ですが、家族が帰ってきてから聞いてみるとはかりの 場所があやふやで仕方なしに体脂肪計ではかると 2杯とも700グラムでした。イカは魚と違い、重さ を競うものなので、イカを捌いた後で両方700グラム だったとメールすると、オコゼ先輩から返事が。 僕の釣っていたイカよりも大きいとは思っていましたが、 ジャスト1キロとは!う~、ある意味ショックを受けて しまいましたが、初めてのイカ釣りである程度の釣果は 出たので、今度はこれを踏まえてさらなるサイズアップ を目指そうかなと。オコゼ先輩にはキロサイズのイカを 釣られてしまったので、これからはキロ先輩と敬意を 表して呼ぶことに。でも、次こそは僕のほうが大きい サイズを釣ってみせると野望を抱きながら、また釣りに 行きたいと思います。ところで、キロ先輩のよりも大きい イカを釣った組長のサイズはどれくらいだったんでしょう? GW明けに組長に聞くのが楽しみ半分、ショック半分な フクザツな気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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