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テーマ:釣り好きの人集まれー(8296)
カテゴリ:釣りバカ日記
関西もようやく梅雨明けが宣言され、長かった
中途半端な天気のシーズンが終わり、からっと 晴れる日が続くようになりました。こう晴れの 日が続くとなると、繁忙期のため封印していた 釣りに行かねばなんめぇ、ということで前々から 計画はしていたのですが、明日に大潮を控えて いる絶好の機会に満を持して会社の釣り組の面々 と夜釣りに行って来ました。もちろん狙いは タチウオで、最近和歌山のほうで釣果情報が 続々とされていて、本格的なシーズンインには ちょっと早いですが、様子見を兼ねて雑賀崎に 行くことに。メンバーは組長をはじめ、キロ先輩 にエギ姉さん、サメ先輩にひさびさの参加となる アクディブ先輩の6名。ちょっと用事があって 後から来れるかもしれないというタチウオ先輩 はどうなるかわからなかったのですが、とりあえず 仕事を定時過ぎに切り上げ、当初メンバーの 6人は22時30分に和歌山インターそばの釣り具 屋さんに集合ということになりました。 僕は道中アクティブ先輩の家を通るので、先輩 を迎えに行っての出発となったのですが、間の 悪いことに体調が思わしくなく、なぜか鼻水の 止まらない状態で行くことに。行きの運転は アクティブ先輩がしてくれたのでだいぶ助かった のですが、とりあえず止まらない鼻水と格闘しつつ、 いろいろと話していたのですが、高速に乗る前に ミラクルな出来事が。僕の車はパルサーのSRV で最近は滅多と見られない車。それなのになぜか 僕とほぼ同型車が横を走っていたりして、先輩と なんだか珍しいものを見たので何か良いことが あるかもと話しながら一路和歌山を目指しました。 そしていざ、和歌山に到着して釣り具屋さんに 行くとすでにキロ先輩、エギ姉さんらは到着して いて、釣り場の情報を一緒に収集していたのですが、 釣り具屋さんに掲示されている情報はネットや 新聞にあるとおり、和歌山方面でタチウオは釣れて いるのですが、僕らの目指す雑賀崎だけ情報はなく、 ちょっと不安な感じ。まぁ、でも情報を持ってくる 人がいないだけで隣の田ノ浦漁港ではタチウオが 釣れているということで雑賀崎は穴場として空いて いるかもという期待とともに組長と合流、サメ先輩 はちょっと遅れてくるということで雑賀崎に向かい ました。 23時過ぎに雑賀崎に到着、とりあえず様子を見ると 何人かは先客がいるのですが、あまり流行ってない 様子。それでも場所はかなり空いているので、いそいそ 場所取りしながら仕掛けを手馴れた感じで各々が作って いき、投入することで始まりました。僕はといえば、 体調不良がまだ治らず、鼻水じゅるじゅるの状態での 仕掛け作りはつらく、時間がかかりながらのスタート。 何とか仕掛けを作り、投入することでようやく遅まき ながらの晩御飯にありつけることができ、もぐもぐと 御飯を食べていたら、なぜか僕の浮きがいきなり沈み、 当たりの反応。いや、この展開はまったくの想定外で タチウオ釣りといえば、長丁場のものと思っていた 僕はいそいそと食べかけのおにぎりを口に詰め込み、 タチウオが食いつくのを今か今かと待っていたのですが、 がりがりと竿に反応があるにも関らず浮きは浮いたり 沈んだりを繰り返していたのでどのタイミングで合わせ たらいいのかわからず、しばらく静観していると反応が なくなってしまいました。何もせずにひきあげるのは 残念なのでとりあえず合わせを入れてみたのですが、 やっぱり反応はなく、組長のアドバイス通りしばらく 誘ってみて追い食いを狙ったのですが反応もなく、 竿を上げてみるとエサを持っていかれてました。 う~ん、微妙なスタート。まぁ、でも会社の帰り道、 組長とキロ先輩と話していたことに、今日は当たりが 少ないのでその少ない当たりを上手く取り込めるかが ポイントになると言っていたので、痛恨のミスですが、 当たりがあるということは魚影があるということなので 気を取り直して続けることに。 みんなも僕の当たりを見てタチウオの気配を感じた みたいで投げてはエサを回収し、タナを変えてまた 投入するという繰り返し。次に当たりがあったのは キロ先輩、タチウオ釣りに並々ならぬ情熱を持って いるキロ先輩だけに、丁寧に取り込もうと確実に エサを食わせ合わせると見事ヒット。リールを巻く、 ハリの先にはタチウオの姿が見え、今日のMVPは 確実と思いきや、いざ海面から引き上げようとした ところで痛恨のバラシ。あわやもう少しでゲットと いうところでタチウオは海に帰ってしまいました。 タチウオという魚は、食べるのが下手らしく口を 上手いこと使えずすぐには食いつかない魚で、ハリ が甘くかかっていると外れてしまうことがあるので なかなかに難しい魚。せっかくのチャンスをものに 出来ずにキロ先輩は茫然自失になりながらも、次の チャンスを狙うことに。う~ん、なかなか釣りは 難しい。 そうこうしているうちに0時を回ったくらいに ようやくサメ先輩が合流。慌てることなく冷静に 仕掛けを作り、釣りを始めてようやく6名揃っての 釣りとなりました。と思ったら30分もしないうちに サメ先輩が「かかった」の声とともにあっさりと タチウオをゲット!って、何なの、この展開。 それまで釣りをしていた僕らをよそ目に釣り上げた タチウオは指3~4本近くの1匹。この展開には 誰もが驚いたのですが、確実にタチウオがいると いうことで俄然やる気を取り戻し、釣りを続ける ことに。サメ先輩のタチウオ仕掛けを見せてもらうと テンヤを使った釣りで、普通はテンヤを使うとルアー みたいに誘い釣りをするのですが変則的に浮き釣り に改良されていて、工夫次第で釣りの方法も変わる ものだと感心してしまいました。次からは僕も挑戦 してみようっと。 しかし、そこからは誰もが膠着状態になってしまい、 たまに当たりはあれどもゲットにまでは結びつかない 展開。と、しばらく続けていると僕の携帯に連絡が。 それはタチウオ先輩からの連絡で和歌山に着いたから もうすぐ行くというもの。しばらくして、車の爆音と ともにタチウオ先輩が登場。しかも、先輩と同じ部署で タチウオ先輩の用事であるフットサル仲間でもある 通称50インチ先輩を連れてやって来られました。 ちなみにタチウオ先輩は会社でフットサルのチームを 作られていて、今日は22時からその練習日だったので 来れるかどうか微妙だったのですが、0時に練習を終え、 こちらに来られました。50インチ先輩は僕が釣りに 参加する前に何度か釣りに行ってられたそうなので ひさびさの参加。ちなみになんで50インチなのかと いえば自宅に50インチ強のテレビを持ってられる からです。 2時過ぎに到着されて、総勢8名で釣りを再開する こととなったのですが、相変わらずの膠着状態。潮も いよいよ止まってきたのでそろそろ頃合いかなと、 僕は3時過ぎに仮眠を取ることに。翌日の運転のこと もありましたが、どうにもやっぱり鼻水が止まらない のでとりあえず1時間ちょい寝ることで鼻水は止まら ないものかなと仮眠することにしました。で、携帯に 4時過ぎに起こされたのですが、まだ夜は明けておらず、 ちょいとみんなに状況を聞きに行くとやっぱりダメと いうことで再度仮眠を取ることに。夜が明けてからが 勝負と決めて再度仮眠をし、5時過ぎに起きたときには ちょうと夜も明けつつある状態でした。寝ぼけまなこを 擦りながら状況を聞くとそれでもまだ厳しい様子。 う~ん、と思いつつ先輩方を見るとサビキをやられたり タチウオを狙ったりとそれぞれが釣りをされていたので、 僕もとりあえず放置していた竿を投げないことには釣れ ないと思い、とりあえず投げ入れることに。まだ目が 醒めていない僕は浮きを見ていなかったのですが、 ちょっと目を離した隙に浮きが沈んでいました。まさか、 タチウオがこんなタイミングで釣れるはずはないだろうと 誰にも声をかけることなくしばらく待って、僕の異変に 気付いたサメ先輩にそろそろ合わせていいですか?と 聞きながら合わせると見事にヒット!気持ちいいくらいに 竿は曲がり、必死で巻き上げる僕の目の前に現れたのは…、 何とヒラメでした!いや、タチウオって中層にいる魚 なのでタナもちゃんと2~3ヒロの間に合わせていたし、 エサもキビナゴでタチウオを狙っていたのになぜか釣れた のは底にいるヒラメ。それでもかなり大きな1匹で、 外道には違いないのですが、僕にとってはかなりうれしい 1匹。みんなも僕のでたらめなミラクルぶりに呆れつつも この珍しい魚には驚いていました。いや、釣った本人が 一番びっくりです。まさかSRVの同型車を見たミラクル がこんな形で現れようとは。あれだけカレイを狙って 冬にはいろいろなところを攻めたにも関らず全然ダメ だったのに、こんなときに釣れるとはびっくりでした。 本当に、海にはいろんな魚がいるものですねぇ。こんな、 ミラクルがあるから釣りは辞められないですねぇ。 それからサビキに興じたりしてアジやイワシやサバを 釣ったりする先輩たちや、釣ったアジでヤエンをする 組長らの横で僕はマイペースで2匹目のヒラメを狙いに 釣りをしていたのですが、その後エソを釣ったサメ先輩 を最後に早めに釣りを切り上げることに。7時過ぎに 解散ということで様子見のタチウオ釣りを終了しました。 釣果はサメ先輩がタチウオとエソ、僕がヒラメと他は サビキでアジ・イワシ・サバが多数というものでしたが、 久々のタチウオ釣りにみんな満足いくものでした。この 手ごたえをぜひとも次回のタチウオ釣りに活かしたい ものですね。これから本格的なタチウオシーズンに入る ので和歌山のタチウオ釣りの魚影は濃くなる一方なので 期待大です。みんなもこのリベンジは必ず釣ってみせる という意気込みだったので、外道釣りの僕も去年の2倍 は最低でもタチウオを釣ってみたいです、って去年は 1匹しか釣れていないので2匹を目標っていうのも 何だかレベルが低いような気もしますが…。 最後に今日来れなかったコイ先輩に送ったヒラメの 写メがしばらくしてこんな感じで返ってきました。 いつもながらにその面白さには大笑いしてしまいましたが、 僕の奇特なタバコである峰だけにそんな手のこんだことを しないですって。まぁ、でもそういう小道具を今度は持って いくのもありかなと思ったりもするのですが、それにはまず 釣らないといけないですよね。家に帰ってヒラメを測ると 29センチと30センチには足りませんでしたが、それでも 大物だったので大満足の1匹。たまにミラクルなものを釣り 上げるので、次回もタチウオの本命の他にもまたミラクルな ものを釣り上げたいと思います、って目的が釣りの本分から 離れていっているような…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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