灰色の空のむこうには…

～調書概要～

事件は７月３０日２０時前に発生。

ひさしぶりに会社からの早帰りに混雑する電車に
うんざりしながらも乗り込んだしまずんば氏は、
乗車中に釣り新聞を読もうか、アクティブ先輩に
借りた「銀河英雄伝説1」（黎明篇）を読もうか
悩みつつ、氏のカバンを見たときに発覚。

カバンのチャックが全開になっている…。落し物
することを何よりも嫌う氏が、何か落としている
ものはないかと必死でカバンの中を探すと夏服用
の制服が見当たらない。顔面蒼白になった氏は
どこに制服を落としたか自覚もなく、一縷の望み
を賭けて会社に忘れていないかどうか確認すること
に。いや、制服を落すのは問題ないのだが、問題
なのは制服に会社の名前と氏の名前が刺繍されて
いることで、それを誰か他人に見つかったときが
何より恥ずかしかったりするので。その日はどの
法人担当も早帰りの日だったが、帰り際に見た
５０インチ先輩がまだ帰ってないことを期待しつつ
メールで連絡すると時既に遅く帰ったとの返事。
しかも事情を説明すると、会社に落ちていたとの
ことで、そのままに放置したとつれない答えが…。

何でそのまま放置？とか思いつつ、氏は今度は制服
を確保しなければならないところから組合の執行委員
の先輩が組合絡みの仕事をしていたのに思い至り、
今度はその先輩に連絡するとまだ会社にいるとのこと。
事情を説明し探してもらうと、難なく制服は見つかり
無事身柄確保となった様子。いやはや、道中に落として
いなかったことにほっとした氏は思わず脱力し、先輩に
厚く礼を言ってからこの一件は解決したかに見えたが、
あまりにメールをするのに必死になっていたせいか、
地元駅を無事通過し乗り過ごしてしまった模様…。
結局引き返すのに思ったより時間がかかってしまい、
少し早めに帰宅できるつもりが、いつもと変わらない
時間に帰宅することになったとか。


～今後の対策～
何かに集中すると他のことを忘れてしまうにわとり頭
だから、いつもの習慣で着替えを持ったまま何かの
行動をすることは止めて、不精しないできっちりと
片付けしてから次の行動をするのが肝要と思われる。