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灰色の空のむこうには…

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2007.09.29
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カテゴリ:釣りバカ日記
今日は何気に僕が釣りを始めて1周年の日です!
いぇ~い、おめでとうですぅ~、今までインドア
を自称してきた僕がまさかアウトドアになるとは
思いもしませんでしたし、それに1年も続くとは!
自分の事ながら驚いているわけですが、祝1年を
記念してという訳ではないのですが、今日も釣り
に行ってきました。前々から予定していたので
前回に引き続き夕方の時合いを攻めようとして
いたのですが、あいにくの天候。さらに季節の
変わり目のせいか持病の鼻炎が出てしまい、鼻水
じゅるじゅる状態。これで雨が降ってくれれば
きっぱりと諦められるものの、曇りだったので
どうしようかとキロ先輩に相談するととりあえず
行ってみるとのこと。体調が悪くても釣りはしたい
ので先輩の家に集合し、そこから便乗して行く
ことになりました。キロ先輩とエギ姉さん、そして
僕の三人で雑賀崎にて場所取り、そして天候と状況
次第で今日はあいにく仕事になってしまった組長が
参加するかを決めるという釣行でした。

キロ先輩の家に行くまでにも雨が降ったり止んだり
を繰り返していたので中途半端だなぁと思っていた
のですが、和歌山に着く頃には道中に降っていた雨も
止んでいたのですが怪しい雲行き。バッドな体調
だった僕でしたが、なぜか和歌山に着く頃には気温
が下がっていて寒いというにも関らず体調が復活。
いや、意味わからないし。そういや、キロ先輩も
風邪をひいてようが釣りをしてたら具合がよくなる
と言ってましたが、まさか僕も同じことが起きるとは。
そういうところはマネしたくないんですけど…。健康
が一番ですからね。それはともかく、雑賀崎に着いた
のはいいのですが、状況は先週と一変してあまり人
のいない状況。そりゃ、こんな天候のときに釣りに
来る人はあまりいないだろうと冷静に考えればわかる
ことだったのですが、場所取りも簡単に出来たので
タチウオの時合いまでひそかに野望を抱いていた
エギングをすることに。前回の釣行のときにルアーを
やっていると思ったよりも飛距離が伸びていたので
ちょっと興味を持ち出したところに、僕が毎週買って
いる釣りニュースにアオリイカのエギング特集がされて
いてエギの仕方を解説していたのでそれを頭の中で
イメージトレーニングをしていたので、いざ勝負。

前回にかなり仕掛けをロストしてしまい、今日も前回
同様釣り具屋さんに寄り道しないで波止場に向かうと
いうことで昨日に釣り具屋さんに買い物に行くという
キロ先輩に電気浮きとエギを頼んでいると、期待以上
の逸品を仕入れておいてくれたので、なんだかいい
予感が。とりあえず練習ということで竿をしゃくり
ながらリールを巻いていると、エギがすぐ足下まで
来ていたので、これでいいのかなと思いながら、次
こそ本番とエギを回収すると、タッチの差でそのエギ
にイカが着いてきていたのです!いや、先輩も横で
その現場を見ていたのでもったいないことをしたと
ぼやいていましたが、僕のほうこそびっくりでまさか
イカが着いてきているなんて!!見よう見まねでやった
だけなのにこうして本当にエギにイカが来るとはかなり
驚いてしまいました。イカがいるというのと、本当に
寄ってくるということに自信がついた僕はそこからも
頑張ったのですが、それからは投げても投げても反応
なし。同時期にエギングをやってたエギ姉さんでしたが、
エサ釣りに変えた途端いきなりアジを釣っていたのには
びっくりしてしまいました。前回からなんか姉さん、
落とし釣りに目覚めたみたい。ちょっと大きめのアジ
だったのでそれを活きエサにキロ先輩はタチウオを
狙い、僕はもう少しエギング、エギ姉さんもエサ釣り
をしていて日没まで思い思いに過ごしていました。

天候も天候なのでちょっと早めにタチウオの仕掛けを
作り、キロ先輩が買ってきてくれた5号電気浮きで
遠投に挑戦することに。今までは3号浮きを使って
やっていたのですが、あまり飛距離も出なかったので
先輩のアドバイス通りに5号でやってみるとならしで
投げたら思ったよりも飛距離が。調子にのって力一杯
投げてみると今度は思ったよりも飛ばず、また軽く
遠心力で投げると遠めに飛ぶというなかなか気まぐれ
な飛び具合。まぁ、軽くで遠くに飛ぶほど要領がいい
ことはないかなと無理矢理納得し、飛ばし屋の称号を
再び得れることに満足しながらタチウオが来るのを
待ち構えていました。エギ姉さんもタチウオの仕掛け
に変えて投げたかと思えば、いきなりアタリが。
時刻は18時半前後、まさかそんなに早くもと思い
つつ、そういや姉さんのアタリがある前にちょっと
隣のほうでやってた人たちがタチウオをバラしていた
なぁと思いながらファイトを眺めていると、しばらく
食わせた後に合わせを入れると見事にヒット!指3本
サイズのちょっとした大きさ。エギ姉さんは初の
タチウオゲットに喜んでました。

こりゃ幸先のいいスタートだなと、Xデーまで残り
わずかなので今日こそタチウオを釣りたいとキロ先輩
と僕は思ってたのですが、そんな僕らの期待を裏切る
かのように雨がぽつぽつと降り始めました。本降り
ではなく、夕立のような霧雨だったのですがさすがに
この天気では通り雨なわけもなく、周りはかなり
帰り仕度を始めたのですが、僕らとしてはせめて
22時までの時合いまではと思い、続けていると今度
は気温が急降下。雨は降るわ、寒いわとバッドな
コンディションにタチウオの反応はどうかといえば、
たまにアタリがあるくらい。キロ先輩も僕もぼつぼつ
アタリはあったのですが、なかなかものに出来ずに
ちょっと雨だけにしけしけムードに。そのうち潮の
流れもびた止まりなり、さらに悪循環。中途半端な
アタリや雨だから止めるに止めれず続けていた訳なの
ですが、組長も用事が急に出来てしまったために来る
ことも出来なくなり、どのタイミングで止めるのか
難しい状態となってしまいました。

で、前回のエサが残っていたのでそれがなくなったら
止めようということになったのですが、やはり雨に
なるとタチウオは食いが極端に悪くなりエサもなかなか
なくならないという状態。波止場はある意味、貸切
みたいに空いたので、僕はタチウオの竿を出しながら
エギの練習をやったりしてました。もちろん、そう
簡単に釣れるわけはないのですが。で、結局晩の時合い
である22時を過ぎてもアタリが遠のいてしまっていた
ので、エサもなんとかなくなったことですし帰ろうと
帰り仕度をしていると、ちょうど霧雨が本降り状態に
なったのである意味ナイスなタイミングで帰ることが
出来ました。

今回はエギ姉さんのアジとタチウオというエギ姉さんの
日だったわけですが、僕としても前回から二度目の挑戦
でエギングではイカの姿を見ることが出来、さらには
5号電気浮きのおかげで遠投が出来るようになりと
かなり個人的には納得のいく満足な釣りでした。まだ
釣り歴1年ですから一気に上達するのではなく、少し
ずつステップアップをしていくことから始めないと。
まぁ、たまにはミラクルを起こすのも面白いですが、
こうして着実に釣りの面白さを感じていくのも面白い
ものです。月曜からは10月に入り、もう間もなく
Xデーが近づいてきますが、それまでにはなんとしても
自分で釣ったタチウオの姿を見たいものです。

ちなみに、今回のタイトルである「飛ばし屋」は僕と
キロ先輩の会話での一幕から付けました。思ったより
仕掛けを飛ばすことが出来るようになり、釣りを始めた
頃に結構遠くまで仕掛けを投げていたので飛ばし屋と
呼ばれていた僕が飛ばし屋復活だと悦に入っていると、
先輩が一言。

「だから警察に捕まるねん」






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Last updated  2007.09.30 22:55:13
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