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カテゴリ:恋する乙女の脳内補完計画
ここ数回はおとなしかった金髪のおにーさん
だったけど、対ガンダム戦となると、これまで のちまちました戦いの鬱屈をすべて吹き飛ばす ようなはっちゃけぶり、なかなかおにーさんも 魅せてくれるわね。 「人呼んで、グラハムスペシャル!」 に始まり、 「あえて言わせてもらおう。グラハム・ エーカーであると!」 なんてロン毛と戦っているときのあの輝き、 なかなか笑わせてくれたわ。そもそもにして誰が グラハムスペシャルとか呼んでるかも初めて 聞いたわたしにはわからなかったけど、あえて の下りはその後にカスであると!と、某総帥が 声高にして叫んだ演説を思い出しそうで、見せ場 を全部持っていったこのおにーさんはやはり ただものではないということなのかもね。 今回はちょい役でしかなかったライオン隊長も、 「ところがぎっちょんっ!」 とか謎な合いの手でしゃしゃり出てたけど、やっぱ 金髪のおにーさんのボキャブラリーの豊富さと インパクトには勝てないわ。まぁ、ライオン隊長の 活躍は主役だけど影の薄いボーイとの小競り合いの ときに期待するとしましょう。 わたしの名前はルナマリア・ホーク。 相変わらず謎なタイミングで出てくるぼんぼん学生 と金髪少女の服がまた変わってたり、中華娘もまた もや服が変わってたりするのが気になったりした んだけど、それにしても一番気になるのはぼんぼん 学生らのお涙頂戴コントはこの物語に関係あるのかしら? いつの間にか、金髪少女の母親とフラグが成立して いるのには驚かされたけど、この後どうなっていくの かしら?まさか燃えと萌えを目指してこのエピソード が挿入されているとか?う~ん、まったく本編に関係 ないから何を目的にしているのか気になって仕方が ないわ。 それにしても今回のアザディスタン王国のクーデター の問題は、中東国家に欠かすことの出来ない宗教上の 問題だから複雑なものよね。わたしたちの場合なら ナチュラルとコーディネーターという種の問題での 戦いだからもっと構図は簡単だったんだけど、そこに 宗教が絡むと同じ神を信奉していても立場の違いで より複雑になるのだから、神様も残酷なことをする わね。でも、考えたらいくら国家が盛衰を繰り返そうが 地球を追い出されたんじゃないだから、わたしたち よりもよっぽどマシだと思うんだけど。しかも石油輸出 産業で経済を支えていたって、それだけでしょ。それが ダメで貧困から分裂や統合を繰り返しているのなら、 他の政策を模索しなかった国家にも責任があると思う んだけど。でも、いくら国家が貧困に苦しんでいようが、 王宮を固める軍備はきっちりしているところをみると、 そちらに回す防衛費があるのなら、どれだけ国民から 掠め取っているのかわからないけれど余裕がある国家 じゃないかしら。まぁ、国民のフラストレーション 具合からみると、改革派であろうが、保守派であろうが 国として国民に夢を見させないことに貧困の原因がある ので対立するのであって、宗教上の解釈の違いからの 対立とかそんなの問題じゃないと思うけど。良くも悪くも 理想を追い求めすぎて現実を見ていなかった腹黒議長と、 同じ間違いをしているからクーデターが起こったような 気がするわ。 しかし、ほんとこの物語の主人公ってボーイでいいの かしら?感情的になるなとかロン毛に突っ込まれていた けど、感情的でないときを探すほうが難しいし。この国 出身だからということで現地の偵察を珍しく買って出た というのに、現地人にはクルジス人は帰れとか速攻、 追い払われているってどういうこと?あげくの果てには 戦闘を観戦していたよくわからない国連大使には力任せ すぎるって言われてるし、ほんとに大丈夫なのかしら? ラストではガンダムにはなれないとか凹んでいるし…、 どうしたらガンダムになれるのか教えてほしいわ、 マイスターになれないならまだわかるけど。もしかして このボーイが目指しているのがマイスターではなく、 ガンダムだとしたら…、人間がロボットになれるわけ ないんだからずっと昔に流行った映画で唯一ロボットに なれたロボコップを作ったオムニ社をユニオンで探したら いいんじゃないかしら? 恋する乙女の脳内補完計画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.13 21:15:05
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