灰色の空のむこうには…

え～っと、ほのぼのパートのぼんぼん学生と金髪
少女のエピソードが一瞬にして悲惨な戦争の現実
に直面したのは驚かされてしまったんだけど…。
そういえば、戦争はすべてを吹き飛ばすという
ようなことをどこかでうちの同期が言ってた気が
するけど、まさかこんな展開になるなんて。世界
はそんなにやさしくないと、腹黒議長は言ってた
とおりにヒーローたちからではなく、一般ピープル
の目から見た戦争というのは目を覆いたくなる
ようなものね。ぼんぼん学生が外国に来たのに
どうして言葉が通じたのかが少し気になったんだ
けど。


わたしの名前はルナマリア・ホーク。


オープニングでロン毛とボーイがにぃにぃズたち
を批判してたけど、彼らが言うガンダムのする
ことってイマイチ理解できないんですけど。当事者
にはその意識はないのかもしれないけど、被害者の
ほうからすればあんまり大差ないような気もする
のはわたしだけかしら？

それにしても今回も混迷度合いを深めていたわね。
初っ端にも言ったけど、ぼんぼん学生と金髪少女の
エピソードもそうだけど、ぼんぼん学生のお姉さん
の調査もだんだんとキナ臭い匂いがぷんぷんして
きているし。ジャーナリストの人たちってどうして
ああも自分の危険を顧みずに危ない橋を渡ろうと
するのかしら？ご丁寧に自分の連絡先を渡して
回ってるところに危機意識のなさが現れてるんだ
けど。そういや、台風が近づいているのに、取材に
行ったりそうまでして伝える報道にどんな意味が
あるのか、わたしには謎なのよね。

やっとベーダの正体が明らかになってようやくこの
物語の謎がひとつ解けたわ。まさかベーダって
量子型演算装置だったというのはちょっとびっくり
だったけど。それにしてもこのベーダってシステム
は面白いわね。当初はにぃにぃズたちのデータは
なかったという話だったのに、なし崩し的にＣＢに
認められたかと思えば、にぃにぃズのミッション
データが見れるようになっているし。いや、作戦
の出所が同じなら、マイスターズもやってることは
同じだと思うんだけどそれを認めたくないっていう
のは若さゆえのあやまちなのかしら。

今回のようにシリアスな展開の連続にはやっぱり
金髪のおにーさんの存在は貴重よね。相変わらずの
迷言の数々にはちょっとしびれちゃったわ、おなか
の筋肉がだけど。

「そんな道理、わたしの無理でこじあける！」
「今日の私は阿修羅をも凌駕する存在だ！」

こんな言葉、ナチュラルに出てくるなんて、ほんと
この金髪のおにーさんってただものじゃないわね。
しかも、阿修羅の台詞のときにはそれとなくエコー
がかかってたし。疑問なのが、ユニオン所属の金髪の
おにーさんがどうして阿修羅を知ってたのかという
のは触れてはいけない大人の事情なのかしら？はっ！
ひょっとしておにーさんは阿修羅と言ったのでなく本当
はアスランと言ったのでは？これってわたしを意識
しているのかしら？残念だけどいくらアピールされても
わたしはアスランさま一筋よ♪



恋する乙女の脳内補完計画