|
カテゴリ:テレビの話
物語も第6回目を迎え、いよいよ全10回の折り返し
に来たためか、今回は閑話休題的なものでした。 これまでなし崩し的に起こってきた事件に、体当たり でぶつかる可奈とそれに巻き込まれた燈馬くん。 いつも一緒にいる2人でしたが、今回は燈馬くんの いないところで可奈がどう思っているのか、その素直 な気持ちを告白するという、2人の関係を整理して みました的なものだったと思います。 ホラー屋敷と呼ばれている古い洋館に取り壊す前の記録 写真を撮りに来た可奈と燈馬くんだったのですが、燈馬 くんとはぐれた可奈が向かった地下室にあるカゴに入る と怪しい光を発しながら突然タイムスリップしてしまい ます。 目覚めた可奈は燈馬くんにそっくりな塔場くんに出会い、 そこは昭和9年ということを知って元の世界に帰れる ように助けてもらおうとするのですが、塔場くんも 援助を受けて大学に通っている学生であり、その出資者 である龍門寺虎男氏が亡くなったことでトラブルに巻き 込まれていました。 そのトラブルとは虎男氏の隠し財産があるという話から、 3人の子供たちがそれぞれ相続権を主張するのですが、 その隠し財産が何でどこにあるのか誰もわからないと いうもの。 そのトラブルを見事解決すれば、学資の援助は続ける という虎男氏の遺言を管理していた弁護士の言葉に 塔場くんと可奈は調べていくうちに事件に巻き込まれて いくのですが、果たして無事事件が解決して可奈は 未来に帰れるのでしょうか…、という感じでした。 全体としては、お金持ちの遺産争いという構図だったの ですが、肖像画にもあるように強面のイメージがあった 虎男氏だったのですが、子供たちが語るところによれば すごい紳士でいて暖かな人物だったにも関わらず、その 怖い顔のギャップで骨肉の争いを想像させられてしまい ました。 絶対何かある、何かあると思いながら見てたのですが、 3人ともに違う父親からの隠し財産のヒントと父親 への思い、そして父親から子供たちへの思いがきっちり と描かれていたいい物語でした。 そして、可奈と行動をともにする塔場くんに、よく似た 友達がいると言って語る可奈の気持ちは、そこに燈馬 くんがいないから素直な気持ちで自分の思いを語ること が出来たんじゃないかなと思えるものでした。 それにしても会ってすぐに塔場くんが可奈に言った、妙 なことを言い出して話を厄介にしないで下さいよという 言葉は、よく可奈のことがわかってらっしゃると思わず 笑ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.15 10:14:49
コメント(0) | コメントを書く
[テレビの話] カテゴリの最新記事
|