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カテゴリ:テレビの話
子供の頃の思い出って、振り返ってみればキラキラと
していて、その当時はそれが当たり前のことであって も今にして思えばとても大切なものだったような気が します。 そんなあたたかい気持ちを思い出すことが出来る今回 の話は、お騒がせ同好会…、もとい探偵同好会が神社 で掘り当てた水原可奈が小学校3年生のときに埋めた タイムカプセルを見つけたことから始まります。 そのタイムカプセルには水原可奈の宝箱と書かれて おり、中からハズレくじや写真やボール、ゲームソフト と雑多なものが出てきて、それについて水原可奈は 思いを巡らすのですが、その中に入っていたボールの 記憶が思い出せず、当時から同級生だった西丸に意味 ありげに何で手に入れたか思い出したほうがいいと 言われるのでした。 そんな西丸の言葉が気になる可奈は、燈馬くんの助け を借りながらも当時のことについて知る人物を尋ね たりして思い出そうとするのですが、同じく写真に 写っていた同級生の記憶を頼りに記憶を繋げようと するのですが、とうとう思い出せず西丸に聞くことに なるのですが、西丸の口から語られた当時の思い出は 残酷な可奈の行動なのでした。 しかし燈馬くんは西丸の言ったことに対して、それは ウソですと言い、どうしてウソだとわかったのかを 明らかにしていくにつれて可奈の記憶が次第に紐解か れていくという今回の話。 可奈の宝箱に入っていたものが、それぞれかけがえの ないものだという思い出とともに甦っていくのが見て いてなかなか面白かったです。 西丸が語る可奈は、子供によくありがちな残酷なこと を平気でしてしまうような人物でしたが、燈馬くんが 言う可奈はそんなことをするような人間ではないと いうギャップがある意味事件のようになっていて、 可奈ってそんなやつだったのかとちょっとドキドキもの だったりしました。 子供の頃の記憶とは曖昧なもので、そんな大切な宝物 をもらったことすら覚えていなかったと落ち込む可奈 に燈馬くんが言った、今の水原さんを見てきっとうれ しいと思います、あの頃の水原さんのままでいてくれて ありがとうって、という言葉は素直にいい言葉だと 思いました。 ラストで立ち去る燈馬くんの後ろ姿を見て、シャッター を構えるポーズをする可奈が撮ったものが可奈の胸の 中に思い出としてしまわれるシーンは、ちょっとCG が入っていてこのドラマらしくないように思えたりも したのですが、それよりも突っ込みどころは宝箱の中 に入っていた水原警部のハズレの宝くじ。 警部…、宝くじを買うのはいいんですけど、宝箱に 入っていたのはマークシートに記入した段階のもの だからそれってまだ買えてないんじゃ…、それじゃ いつまで経っても当たるわけないと思うんですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.05 21:35:46
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