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灰色の空のむこうには…

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2009.03.08
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カテゴリ:テレビの話
前回の感想でイマイチ景虎のことが理解できないと
書きましたが、今回の話で景虎だけでなくその対比
として景勝の立ち位置も見えてきたように思います。

まぁ、無口なために誰からも理解されないからこそ
自分の身のほどを知り尽くしている景勝に対して、
人からちやほやとされたからこそ人一倍プライドが
高くお山の大将であろうとする景虎、今回はそんな
二人のこれまでの育ち方がよく出ていたと思うの
ですが、このどちらにも言えることが自らは積極的
に動くことはなく周りに流されていることかなと。

人間としてはそれはそれで魅力的なことなのかも
しれないのですが、上に立つ人間としてはそれだけ
では物足りず、家臣としては上の人間の出世が自己
の繁栄にも繋がるわけですから、どうしても自分の
思い通りに事が進まなければ暗躍する者が出てくる
わけで。


その最たる者として、前回から暗躍しまくっている
遠山は今回もなかなか策士な動きをしまくっていた
ように思えます。

柿崎の夜討ちの一件を詫びに行ったことを仙桃院に
報告した景虎の後ろで、何でこちらがわざわざ頭を
下げに行かねばならないのかと愚痴り、柿崎の一件
は景勝衆がそそのかしたと景虎に言い、景勝を信じる
景虎に折れたように見せかけて家来衆はいかがかと
詰め寄り、影では北条と通じておりながら、上田衆
の動きを察知するや先手を打つという周到さ。

これほどしたたかで機を読むのに敏感な家臣を持ち
つつも、本丸を上田衆に取られてしまったのはとに
もかくにも景虎の限界であったようにも思えるの
ですが、ひょっとするとあえて本丸を取られること
で景勝を信用してこれまで消極的だった景虎を本気
にさせる遠山の策なのではとも思えてならないのが、
この遠山のすごさかなと思ってしまいます。


一方、これまでのん気に無邪気に過ごしてきた上田
衆でしたが、兼続の父惣右衛門という機敏で抜け目
ない家臣がいたことは、景勝にとって真の意味で
上杉を継ぐことを明確化したという点では欠かせない
存在であったと思います。

今は家老にまで登り詰めましたが、元は薪炭奉行を
やっていたからこそ戦上手なだけでない謙信の本当
の強さを知っていて、金銀の重要性を強く説き、
それを押さえることで来るべき備えをしようとする
その動きは、これまでの惣右衛門からは想像もつか
ない姿でしたが、今回はそんな惣右衛門の見せ場の
多かった回であったと思います。


人には裏と表がある


敵の機先を制することこそ、兵法の極意


人生、時には大博打を打たねばならぬこともある


あげくの果てには、自らの命を賭けてまで景勝の出陣
を促した惣右衛門こそが、この騒乱が起こるに当たり
金蔵を押さえる前哨戦での戦いに勝利した立役者だった
ように思います。


ところで、謙信は辞世の句を残していたそうですが、


四十九年
一酔の夢
一期の栄華
一杯の酒



というものだそうです。

家臣からは神のように慕われていながらも、自身の評価
は一杯の酒と同じ程度くらいにその内面ではあまり重要
視していなかったように受け取れるものです。

僕としては、辞世の句を遺すくらいだったら跡取りをどう
するかを残したほうが、よっぽど国のために良かったと
思うのですが…。





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Last updated  2009.03.08 23:30:25
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