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カテゴリ:テレビの話
う~ん、これまでこの月9ドラマはどの回もハズレが
ないエピソードばかりだったのですが、正直なところ 今回だけはどうも見所が少なかったです。 法医学ゼミに運ばれてきた男性の遺体は、清掃会社の 社長でビルの窓拭きの作業中に落下したのですが、 調査の結果不審な点は見つからなかったのでなぜ 落下したのか考える大己は遺族の関係者に話を聞きに 行きます。 すると男性の会社は経営難のため多額の借金があり、 男性の妻は借金返済のためにも早く保険金が下りて 欲しい素振りをするのですが、男性の血液検査結果 を調べていた蕪木は血液から意外な成分を発見します。 その頃亮介は実家の病院でアルバイトをしていると、 入院患者に有名な作家がいたので興味を持つのですが、 容体が安定していたため一時帰宅を許可された矢先に 急変し、作家は死亡してしまいます。 ゼミにみんなが揃ったところで男性の血液から検出 された成分が睡眠薬と同じ成分であったことが明か され、男性は自殺と判断されたために保険金が下りず に事故だったと抗議に来た妻に、教授は検査結果と 所見を語るも妻は保険金目当ての自殺だったのなら 何のために夫は死んだのかと涙ながらに訴えます。 ゼミの一同は男性が落下現場のビルに行くと、そこ には男性の息子が現れ、父親は借金を残して自殺した と語ると、大己は息子を連れて屋上に行き、男性の 最後の声を息子に語ります。 何と言うか、これまでの流れの法医学は遺族に最後 の声を届けることで喜んでもらえる万能のものと 思っていた面々が、法医学の検査結果によっては 必ずしもそうではないという壁にぶち当たったもの だと思います。 それと同時並行して亮介の実家の病院で行われた 医療ミス問題、カルテに記入された筆跡が突然 変わっているのを発見した亮介が、父親を疑うのは 怖いながらも自分に失望しないために遺族に対して 突然亡くなった原因を明らかにするためにも解剖 するよう遺族に切り出すという2つのエピソード が同時進行しているという構成でした。 そのためか、僕としては医療ミスのほうに興味が いってしまい、物語も次回に続くというような 感じで終わったため、落下した男性のほうの描き 方があやふやだったために印象に残らなかった のではないかなと。 ちょっとした疑問は、突然登場した作家の遺族に 亮介が一切の説明抜きで自分の思いと解剖しない かと切り出したシーンを見て、それまで全然絡んで なかったのにどうして遺族が亮介の家庭事情のこと を知っていたのが不自然に思えたのですが。 他の見所としては、前回にアメリカへの研修試験 を受けていたアキが、見事合格して盛り上がる 面々の中大己の動向を気にしていたことぐらい です。 今回の月9は青春ものとして描かれていながらも 恋愛ものとしては全然ノータッチだったのに、突然 のこのアキの変わりぶりの態度というか行動は、 あまりの唐突感が気になってしまったのですが、 とりあえずは次回に続く作家の死亡原因を法医学 でどのように解明できるのかを期待したいと思い ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.14 22:59:26
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