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カテゴリ:テレビの話
あのね、アインシュタインの言葉にこういう
のがあって、 生き方には2通りある。 奇跡などどこにもないという生き方と、あら ゆることは奇跡なんだという生き方。 だったら毎日起こるすべてのことが奇跡なんだ って思う方が、わたしはいいかな。 だってそのほうが楽しいから。 「このドラマは“事実”から生まれた」をキャッチ コピーに毎回不可思議な事件を担当する捜査一課 特別班、通称“ベッパン”の春瀬キイナが難事件を 追うこのドラマ、これまで感想を書いたことはない のですが、地味に見てました。 まぁ、事件のベースとなったのは他の不可思議検証 番組で取り上げられたネタが大多数を占めていたの だと思いますが、それでもその科学的根拠に基づく 推理というのは、とかく重苦しくなってしまうサス ペンスドラマにしてはキイナの性格のためかどこと なく明るく軽やかな感じがして毎回楽しんで見ること が出来ました。 本音で突っ込ませてもらうと、毎回の事件は不可能 犯罪ではなくただのトリックを使った人為的な事件 なのでどこが不可能犯罪なんだと突っ込んだりして いましたが。 そんなキイナたちの事件でしたが、今回の最終回 ではこれまでの事件を総括するような事柄がいくつ も語られています。 世の中に起こるたいていのことは心理学で説明でき ます。 超常現象という現象は人の体験談から来るものばかり です。 行き詰ったら見方を変えてみる、そうすれば世の中 のたいていのことは解決出来るんです。 これらの言葉はみな正しい至言なのかもしれません が、それだけでは何だか日々の暮らしが物足りない ような気がしてならないです。 それよりも、冒頭のキイナの言葉のように奇跡は あるんだと信じるほうが、毎日が楽しく輝いて見える ように過ごすことが出来ると思います。 これまでの物語で、毎日代わり映えのしない日常も、 見方を変えれば輝いて見ることが出来ると教えて くれたような、いいドラマでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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