灰色の空のむこうには…

まさか最終回を直前に控えて、新しい単語が出てくる
と思わなかったわ…。

今まで散々イノベーターがどうのこうのと言っていた
にも関わらず、無愛想メガネたちはイノベーターの
出現を促すために人造的に生み出された存在である
イノベイドって。

まぁ、別にイノベーターであろうがイノベイドであろう
がどっちでもいいんだけど、結局あんたたちの存在って
何なのかしら？

人類がわかり合って一つになるというのはまだ理解は
出来るんだけど、全然地球とは関係ないところで一つ
になっても意味ないし、そもそも来るべき種っている
のかしら？

わたしたちの世界ではくじら石とか未知なる存在を
ほのめかす証拠があったけど、ここの世界ではそんな
ものは微塵もなかったのにそれがいると仮定して計画
を進めるなんて無謀にもほどがあるわね。


わたしの名前はルナマリア・ホーク。


今回も見事にあっちこっちのキャラに話が飛躍しすぎて
まとまりがなかったような気がするけど、馬しっぽの
おにーさんと酔っ払い予報士のエピソードはちょっと
面白かったわね。

恒久和平の実現だとか、アロウズに所属している人間の
お題目を言いつつも結局は酔っ払い予報士にフラれた
腹いせで攻撃してきたあげく、ずっと君のことが好き
だったのにと告白するなんて。

これまで全く関わりないどころか、ずっと敵対してきた
馬しっぽのおにーさんを受け入れる酔っ払い予報士も
この唐突な展開には慣れっこなので驚かないけど、これ
まで回想で出てきた酔っ払い予報士の恋人のことはどう
消化したのか、それくらいは描いてほしかったところ
よね。

面白かったのはその後、酔っ払い予報士が馬しっぽの
おにーさんとオートマトンを防ごうとするんだけど、
だいたい酔っ払い予報士を見つけたときにオートマトン
を操作してたのは馬しっぽのおにーさんなのに、どう
してコントローラーでオートマトンの操作をしようと
しないのか、不思議で仕方がないわ。



恋する乙女の脳内補完計画