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カテゴリ:テレビの話
今回は何だかひさしぶりに定番の仕事人って感じの
ストーリーだった気がします。 江戸では石川六右衛門なる大泥棒が現れ、大店から 次々と大金を盗み出し、渡辺さんたち同心は必死に 追跡を行うのですが銭形警部並みに取り逃がして しまい、筆頭与力から叱られてしまいます。 そんな中、貧乏浪人である長田清兵衛は妻と生まれた ばかりの子を抱えながらも仕事を探していたのですが、 つい出来心で盗みを働いてしまい、たまたま清兵衛が 逃げてる現場に出くわした渡辺さんがひょんなはずみ で捕まえてしまいます。 清兵衛の裁きが南町奉行所で行われたのですが、奉行 は清兵衛の貧しさと妻や子のことを考えて情けをかけ、 お咎めなしとします。 決意も新たに仕事探しをしていた清兵衛でしたが、 街で声をかけられお堂の修繕の仕事を見つけること が出来て他の仕事仲間が来るのを待っていると、そこ に同心たちが踏み込んできて、そのお堂が六右衛門の 隠れ家だという密告があって清兵衛を捕まえます。 厳しい拷問の末に清兵衛は謂れのない罪を認めること となり、自らの潔白を証明しようとお白州で潔白を 主張するのですが、奉行は市中引き回しの上獄門を 命じたのでした。 まぁ、町奉行が与力と手を組んで盗賊である六右衛門 と手を組み悪さを働くという、典型的なお約束の展開 だったわけなのですが、前半の清兵衛に対する名奉行 っぷりがあまりにも良すぎたので思わずほろっとさせ られたりしたのはだまされた気分だったりしました。 夫の無実を信じる妻の依頼により仕事が始まるわけ なのですが、的は4人に対して仕事人は前回からくり 屋が欠けたため3人となるのですが、渡辺さんが2人 をやるということで無事決定。 奉行所で六右衛門を捕まえたささやかな祝いとして 酒をふるまわれているところで仕事が始まるのは、 さすがに無理だろうと思っていたのですが、渡辺さん が囲炉裏に投げ込んだ爆薬みたいなものが爆発した 騒ぎに乗じてすることに。 ここで、不審なところがありまして、いつもながらに トップバッターは経師屋だったのですが、与力の1人 を始末して、渡辺さんが奉行と与力を別室に連れて いく途中で主水が与力を一刺し、最後に渡辺さんが お白州で奉行を始末するというもの。 って、どう考えてもこれって役割分担がかなり間違って いるような気がするのは僕だけでしょうか。 確かに今回の仕事人の主人公は渡辺さんなので、悪の 親玉である奉行を始末するのは渡辺さんの役割なのかも しれませんが、一番段取りがいいのは与力2人を渡辺 さんが始末して、盗賊を経師屋、奉行を主水がてっとり 早いはず。 それなのに変則的に好き勝手始末するものですから 奉行を始末した後に、渡辺さんが盗賊のところまで 行き、そこから始末をつけるという無駄な展開になる こととなるのですが、盗賊もさるもので後を付けられて いることに気付き逃げたのは良かったものの、路地裏 で何者かに首を絞められて絶命。 って、渡辺さんが目を離したのは一瞬だったにも関わ らず、その間に絞めて絶命させるってのもたいした 腕前だと思うのですが、そこで来週に引っ張るって いうのもどうかなと。 いや、むしろおかしすぎる展開なのは、そんないくら 凄腕とはいえ何の因果もない通りすがりの人物が盗賊 を狙うっていうのもかなり無理があるような。 確かにからくり屋が退場したことで、仕事人の人員 補充をしなければいけないので、こういう形で新しい 仕事人の登場を持ってきたんだろうと思うのですが、 さすがにこの唐突な超展開にはついていけなかった です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.19 22:09:16
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