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灰色の空のむこうには…

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2009.05.31
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カテゴリ:テレビの話
これまでろくすっぽ説明もされずに登場し続けていた、
微妙なポジションでいてドラマとはまったく関係なく
KYの空気を醸し出していた初音でしたが、前々回
にようやく真田の関係者という説明がされたと思えば
一転、今回では真田の娘として徳川の脅威から身を守る
ために盟約を結んでほしいと持ちかけられます。

これまで名のある武将の間を転々として渡り歩いてきた
真田だけに、その誠意を見せるために人質として幸村が
上杉へと来ることで起こるエピソードが今回の主題なの
ですが、僕としてはその初音の生き様がようやく垣間
見えたのが良かったかなと。


小大名でしかない真田が、この動乱の時代を生き抜く
ために初音を使い、天下を獲れる器である大名の下に
付いては次々と男を変えていった、自分の意思ではなく
お家のためにその身を賭して孤独な戦いを続けてきた
からこそ、兼続の優しさに触れて胸に抱かれるのは
わからないでもない、初登場から長かった伏線になって
いたのではないでしょうか。

まぁ、この時代の武将としては自分が抱える家臣たちを
養うためやもしくは頭角を現すために、主君を次々と変え
たり裏切ったりするのは当然の時代ですので、現代的な
価値観では理解できないところもあるかもしれませんが、
真田の生き方は至極真っ当なものであり、逆にその真田
が許せないということで攻めてきた徳川にこそ、裏切り
に対する制裁は当然のことながら理解できないところが
あったりします。

ひょっとして初音のことが忘れられないためなのかとも
勘ぐったりしてしまいますが、義にうるさい上杉を納得
させるために幸村を人質にするというのはこれまで初音
を使っていたところを見ると破格の待遇であり、これで
初音が人質になったら上杉のお家騒動が起こりそうで
それはそれで面白かったのではと思ったりしたのは僕だけ
ではないはず。


当然、真田の考えとしてこの窮地を乗り越えるためだけの
盟約であるワンポイントリリーフでしかない上杉のため、
幸村にはその旨を申し伝えてるとともに、真田の生き残り
の哲学を体現したのが幸村であったため、今回の頑なな
態度は納得いくものでした。

シスコンネタはさておき、久秀との槍の手合わせはなか
なか見所だったと思いますが、この幸村の知恵と上杉の
生き方の対比は面白かったと思います。

人とは時に応じ裏切りかねぬもの、己が身を守るためには
裏切られる前に裏切るもまた上策という真田に対して、
たとえ裏切られても信じてみようかのぅ、その生き方の
ほうが楽しいぞという兼続との意見の違いこそが、この
戦国時代をいかにして生き抜くかというのを克明に描いて
いたと思います。


そして、徳川が真田に大軍を差し向けたことによって、
兼続は幸村に語ったとおりに上杉の義を貫くばかりか、
人質である幸村を真田に返してまで信じようとするその
生き方に、幸村は感銘を受け弟子になるために大勝利に
終わった戦の後、再び直江の屋敷に戻ってきます。

今回は特に登場人物も少なく、内容としても微妙なネタ
だったのですが、その分人物像を描くのに密度が濃くて
久秀や与七もきっちりと掘り下げられており、さらには
颯爽と登場した幸村ばかりか初音にまで話は及んでいた
ので、アットホームパパだった惣右衛門の暴走は見な
かったことにすると、とても面白く良い話でした。





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Last updated  2009.05.31 21:55:21
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