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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:テレビの話
むむ~、秀吉を始めとするあっちこっちへと大名への
挨拶回りの目まぐるしさと、妙な割り方をした斬新な 演出と、時代劇にそぐわない軽快なBGMと、ドリフ を彷彿とさせるような身体を張った投げ技コントと、 タイトル通りに戸惑った視聴者は僕だけじゃないはず。 まぁ、第1部ともいうべき戦国時代から第2部とも いえる豊臣時代に新しくシーズンが変わったので、 新レギュラーの顔見せと思えば納得のキャラクター 紹介かもしれませんが、三十余の大名に挨拶に行った 中でまともに映像が出たのは前田利家に福島正則、 そして北政所だけとなるとここらがこれからの主要 人物になるのでは。 あと、忘れてはいけないのが千利休の娘であるお涼で、 三成の計らいとはいえ親でいて歴史の教科書にも載る ほどの超有名人物である千利休を差し置いて先に登場 するというのはいかがなものかと。 このお涼の存在が史実かどうかはさておき、今回の ハチャメチャとんでも上洛の中で唯一まともにキャラ が描かれていたため、どういう人物なのかはきっちり とわかったのですが、いきなり兼続に愛の告白をする のはやりすぎかな。 ようやく初音の存在を受け入れることが出来たという のに、ここに来て積極的な新キャラの存在は物語の 展開上中だるみがないように主人公に好意を寄せる キャラの登場は仕方ないにしろ、あまりに露骨でいて 直球すぎると思うのですが。 今回は田舎者でいて無骨な上杉と、都会人で雅な上方 にいる武将たちとのジェネレーションギャップなる ものがきっちり描けていたように思えます。 秀吉に至っては、上杉に上洛を迫りに来たときには それらしき素振りもなかった癖に黄金ものを愛でる とは、景勝や兼続がああいう態度になってしまうのも 無理はないかと。 何はともあれ、今回はまだ上洛したばかりの話で、 第1回が始まったときのオープニングで秀吉が兼続 を黄金で勧誘するシーンがそろそろ出てきそうなので、 その前後のストーリーがどう繋がっているのかを期待 して次回の楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.14 22:03:30
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