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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:テレビの話
え~っと、とても感想に悩んでしまう今回の内容だった
のですが、結論から言うと北政所派閥と淀派閥の争いと、 子供に対する各キャラクターの思いと言ったところでは ないでしょうか。 ヒメサユリの一件を使った、北政所と淀の争いはその 人物の人となりを表現しているようでなかなか面白く みることは出来たと思います。 物静かにひっそりと一輪のヒメサユリを鑑賞しようと する北政所に対して、華やかに辺り一面を花で埋め 尽くす淀の振る舞い。 そんな華麗な権勢も鶴松が亡くなったことで淀はお役 御免に近い扱いとなり、秀吉も悲しみのためか関白を 甥の秀次に譲って朝鮮出兵への準備にかかります。 まぁ、この歴史的にみても愚策としか言いようのない 朝鮮出兵を三成は政事にしようとしていましたが、 それはさておき物語の中心は菊姫となっていまして、 嫡男の生母でなくなり他大名の奥方から気にかけられ なくなった淀をなぐさめます。 この一件は前回の菊姫の展開があったからこそ、より 説得力を持って伝わったのでかなり良かったのですが、 一緒に上洛したお船は今回全然良いところがなく、 居ても居なくても一緒のような。 朝鮮出兵の命を受け、九州へ行く道すがら京に入った 景勝を迎えた菊姫が、照れも恥じらいもなくうれしさ を景勝に伝えるシーンはとても良かったです。 ただのタカビーなツンツンキャラでしかなかった菊姫 でしたが、ここまでツンデレキャラに変貌するとは まったく予想もしていなかっただけに、このギャップ が癖になりそうで、兼続とお船よりも景勝と菊姫の ほうをもっと取り上げてほしいと思えてくるほどです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.22 17:01:53
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