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カテゴリ:テレビの話
人間は少し前まで世界は平らだと
思ってたんだよ。 そういう思い込みを捨てるところ から科学は進歩するんだ。 柔軟な発想が大切じゃないかな。 その夜、美しい流星群を見ていた人々は衝撃的な光景を 目撃する。巨大な天体が月面に激突したのだ。正体は月 の数百倍の質量を持つといわれる「褐色矮星」だった。 月にめり込んだため、質量が増し、月は巨大な引力を 帯びた。しかも、月は軌道を外れてしまう。その影響は、 想像をはるかに上回るものだった。人類を救うことは できるのか? テレビ番組を見ていましたら深夜帯の時間にも関わらず 「サイエンス・ドラマ」という文字を見つけました。 ドラマは数多くあれど、このように思いっきり目立つ ようにあまり聞いたことのないジャンルを掲げるくらい なのだから、本格的なサイエンスものなのだろうと思って 見たのですが、どちらかというとSF色の強いよくある パニックものの映画でした。 まぁ、巨大な天体が衝突して地球が危機に陥るという話は よくあるのですが、このドラマはその天体が月に衝突して その影響が地球に現れることをリアルに描いており、実際 に科学者の予想をシュミレーションしたものだということ なので、その影響やら異常現象はきっちりと説明された リアリティ溢れるものだったのは面白かったです。 ただ難を言うなら、ラストに至るまでの過程がありがちな 展開で、こういう流れはどこかで見たことあるぞと思える ものだったところです。その考察と予測はとても面白かった のですが、ワンパターン展開というのが残念なのと、危機 を救うに際して犠牲になった人たちはスルーされて無事に 帰ってきた主人公にだけラストがピックアップされていた のはちょっと納得いかなかったかなと。それにしても全世界 の専門家によって会議されたり情報を収集し合ったりする のは良かったのですが、主人公はイギリスにいたにも関わ らずなぜかワシントンに呼ばれ、ミッションの主導権は アメリカが握っていたところに何だか世界情勢の中での権力 の縮図を見たような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.16 20:13:30
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