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テーマ:心のままに独り言(8844)
カテゴリ:家族の話
というわけで今日は弟くんの結婚式で、いつものように
朝の8時に起きたわけですが、最初聞いていた段取りと 大違いにばたばたでした。 結婚式は八坂神社でやるということで、弟くんや両親は 先に家を出て新婦の親戚の人たちと挨拶があるから僕は 後で合流と聞いていまして、14時半までなら八坂神社 内にある長楽館に、それを過ぎるようなら常盤新殿に 15時までに来るようにと言われていたので、余裕を かましていましたら、なぜかバス停で2つ隣に住んで いる祖母を迎えに行かされたり、そのまま両親を拾って 駅まで送らされたりしました。 まぁ、多少は用事があるかと思ってたので問題はないと 思っていたのですが、送って帰ってきたらもう12時を 回っていまして、そこからお昼御飯の準備をしたり 着替えなどをしているとあっという間に時間が過ぎて しまい、準備が終わったのが13時半前で急いで家を 飛び出ることに。 一番焦ったのは数年ぶりに着た礼服のズボンはボタンが 止まらずヤバイと思いつつも、上着のジャケットで隠せ ば何とかなるかなと楽観的に考えているとこの上着もある 意味ぴちぴちではちきれんばかりになっていたのには かなり困ってしまったのですが。 それはともかく電車に飛び乗り、特急に乗り換えて四条 駅に到着したのが14時15分で、これなら何とか半 までには長楽館ってところに着くことが出来るだろうと 携帯でググりながら歩こうとすると、歩道には人人人の ありえないくらいの人波が。 京都で何か行事をやっているのかなと思いながらも、そう いえばもう紅葉のシーズンなのでは?と思いつつ、こっち は急いでいるのにのんびりゆっくり歩いている人を避け ながらさくさく歩いて、何とか八坂神社に到着したのは いいのですが、今度は長楽館までがどう行くのが近道か わからず、とりあえず社内を抜けようとしたのですが、 これまた縁日っぽく屋台が立ち並んでいて人波が。 何とか本殿前に着いたところでここから南楼門のほうに 抜ければそこから着くと思っているところに、母親から 電話があり僕が最後で早く来いとのこと。 いや、最悪は15時まででもいいと言ってたのはどの口 かと突っ込みたかったのですが、さすがに新郎の兄が 遅刻となればシャレにならないので南楼門に向けて走ろう とすると、いきなり人波が2つに割れて、結婚式を終え 舞殿から退出しようとする新郎・新婦とそのご一行様の 姿があり、僕が通り抜けようとする南楼門まで遠回りを して通り抜け、そこからすぐにググって検索したところ 長楽館に着いたのですが、どうやらそこは裏口らしく 入ることが出来ず、何とかその道沿いに走るとちょうど 入り口のところで母親と出くわしました。 その勢いでコートを片手に一向に着いていき、道すがら の途中で新婦のお母さんやお父さんに挨拶したり、参加 してくれた親戚のおじさんやおばさんに挨拶したりと 訳がわからないままに長楽館から本殿のほうに歩いて 行ったのですが、ようやく本殿横で係の人に先導された 弟くんと新婦が立ち止まったのでこれから始まるのかな と思いきや、そこで写真撮影。 ふ~ん、ちょっとは余裕があるのかなと思いつつ、親戚 一同が2人の写真を撮りまくっているところ僕はデジカメ なんてシャレたものなんて持っておらず、携帯で写真を 撮ろうとしたら親戚の兄ちゃんにやる気ないなぁ~と 突っ込まれてしまいました。 で、式次第もへったくれも聞くことなく、挙句に新婦側 の親戚の人たちも挨拶しないままに遅刻?して参加した 僕だったわけですから、当然この後の段取りがどうなって いるのかわからず流れに身を任せてあっちへこっちへ後に 着いていくと、どうやら一通り社内で写真撮影をするそう だと気付き、親戚の人たちと控え室で休憩しようという ことになりました。 とその時、休憩室に行こうとした矢先にいきなり雅楽の 音が流れ出して、何が起こるのかと思えばさっき僕が 通った南楼門から新郎・新婦の一団が現れ、舞殿で式が 行われようとしていたのですが、当然神社内で人はごった 返している中での通行はかなり人目を惹くもので、みんな が注目する中歩かされていてある意味罰ゲーム?と思い 見ていたのですが、聞いたところによると本殿のほうで 式をするそうなのでそんなことはないだろうと思っていた のですが…。 控え室で待つことしばしで、さらに場所を変えられて 待っているうちにようやく式が始まることになったの ですが、時間は16時。 って、これなら別に14時半に集合することもなかった だろうにと思いつつも、とりあえず係の人が並ぶ順を 発表してこっちに来て下さいと言われて、控え室から 出て着いていくと、そこは裏からの通用口を使って 南楼門のところに。 まさか…、と冷や汗ものになりながら事の次第を見て いると、係の人が新郎・新婦が通るので道を空けて 下さいと言ってまして、僕らもこの罰ゲームじみた ことをさせられることになるとは思いもしなかった です。 しかも舞殿なら南楼門の向かいにあるので距離はまだ 短かったのですが、本殿はその先にあるのでさらに 境内への道のところも通行止めになったりして、顔 を上げることも出来ずに下を見て歩くことになり ましたが。 イメージ写真 状況としては上のページの下にある行列の写真状態 だったのですが、本殿に入ると普段はあけっぴろで なところが今日は寒いためか御簾?というかすだれ が下りていたので外から見られなかったのがまだ 救いだったのですが、式が行われている後ろで賽銭 が飛び交う音やがらがらと鈴を鳴らされたりしている のには笑いを堪えるのに必死でした。 奇しくも別に覚えたわけではないのですが、趣味で 居合をやってたときによく神楽殿などで奉納演舞を していたことから神前での作法はほぼマスターしていた ので僕はそんなに身構えることもなかったのですが、 さすがに弟くんも新婦もそんな経験がないためか、先 に一通りの説明を受けていたにも関わらず戸惑って いたりしたのはちょっと微笑ましかったですが。 あれよこれよという間に本殿での式が終わり、また罰 ゲームのような思いをして社内を歩いて別室に移り、 そこで親族固めの盃を行いようやく終了、そこからまた 長楽館に戻って食事会という運びになったのですが、 そこから弟くんと新婦はなぜか人力車で20分ほど 周りを走ってから長楽館に行くということでまたそこ で人力車に乗っているところを写真撮影。 その場所というのがさっきの南楼門のところだから、 当然人ごみがすごく歩いている人たちも写真を撮り まくるものだから、もう収拾がつかない状態だった わけですが、人力車の車屋さんもノリノリでポーズ までキメてくれたりして、他の車屋さんがのおめでとう! って掛け声とともに出発しました。 それから長楽館に移動し、しばらくまって18時から 食事会がスタートしたわけですが、総勢16名による ささやかな食事会でシャンパンによる乾杯の後にビール やら白ワインやら赤ワインやらが出てきて、結局は ビールばかり飲んでいたのですが、まさかこの食事会 でも司会の人から僕がネタにされるとは思っていなかった ような無茶振りをされたりしましたが、初めて神前式に 参加しましたがいい結婚式だったと思います。 それにしても式に遅れるは、弟くんには先を越されるわ で僕って何だかいいとこなしのような気がするのは気の せいでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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