灰色の空のむこうには…

今日はうちのスパルタ教師である母親が南京玉すだれの
練習がある日ということで昼前に出かけると聞いていた
ので、せっかくの休日なのに料理作りはパスかな？と
思っていましたら、朝御飯を食べているときに早昼に
するけどご飯の炒め物を作ると言われました。

うちの家では比較的お昼御飯にはラーメンかご飯ものが
よく出てきますので、今日もその一環の料理を作るのか
と思い、俄然やる気に。


で、指定時間になったので台所に行きますと、たまねぎ、
ピーマン、ローストビーフの切り肉を用意されまして、
これで焼飯の要領でご飯の炒め物を作るようにと言われ
ました。

これまでの学習から、料理の大きさに食材を切るという
ことをマスターしましたので、とりあえずはみじん切り
にするんだろうということで、前回習得しましたたまねぎ
のみじん切りを駆使しつつ、いつものようにボールの中
に切った食材を入れようとしましたら、今回からはテンポ
良くするために、切った食材をフライパンに入れていく
ようにとのスパルタ指示が。

唖然とする僕の横ではすでにフライパンに油が入れられて
いまして、仕方なくたまねぎをフライパンに放り込み、
それからピーマンを切ろうとしたら、スープも作ると
言い出しまして大きめの鍋に水を入れて沸かすようにと
言われました。


たまねぎはもうすでに投入された後だったのでどうした
ものかとテンパりながらも、ぎくしゃくとスープの準備
をしているとたまねぎはどうなった？と言うのでたまねぎ
も炒めつつ、ピーマンを切っていって何とかフライパン
に投入し、しばらく炒めているとスープのほうが沸騰して
きたのでコンソメの素を入れました。

そっちを混ぜつつ、フライパンも炒めたりして、あれや
これやと訳がわからない状態になりながらも、コンソメ
の素が溶けきったので味見をすると、少し薄かったので
適当に塩こしょうを入れてほどよい感じにして最後に
溶き卵を流し込み放置。

それからしばらくフライパンを炒めたところでようやく
ローストビーフを投入し、かき混ぜたところでお皿で
ご飯の量を測りながら３人分を投入し、切るように混ぜ
ながら炒めてフライパンの周りにしょうゆで味付けして
完成。

少し彩りがさみしいということで、野菜サラダも作る
ことになったのですが、初トマトを切ってみたところ
ボロボロになってしまったので母親に包丁を取られて
しまい、切り方を見ていると包丁の先端である程度
切り目を入れてから包丁で切るというワザには感心
してしまいましたが、これでようやく本日の昼御飯の
完成。





今回の料理は一度作ったことのある焼飯と同じ行程で
作るものだったので何とか出来るかなと思っていたの
ですが、これまでにやったことのない料理をしながら
食材を切るというハイレベルなワザに戸惑ってしまい
ました。

が、料理の時間短縮という意味でも料理しながらいろいろ
と作業するほうが確実に効率がいいので、今回はあたふた
してしまいましたが、これからはもっと手際よく出来る
ように精進したいと思います。