灰色の空のむこうには…

彼女のご両親に結婚の申し込みに行って許可をいただいて
以来、ブライダルフェアに参加してるときに気付いたのです
が、僕たちと同じようにブライダルフェアに参加している
他のカップルたちを見てますと、たいてい彼女さんのほう
は婚約指輪をされていました。

たいていプロポーズのときに婚約指輪を贈るものだと思う
のですが、実は僕はまだ彼女に婚約指輪を贈っておらず、
というのも彼女の仕事がピアノの先生をしているので指輪
を付ける習慣がないとのことで、申し込む前からプレゼント
に指輪をどう？という話をしたときも頑なに拒否されて
いたからです。

さすがに婚約した以上は何か贈りたいもので、彼女の指の
サイズがわからなかったためにどうしようもなかったのです
が、やっぱりこういうことはキチンとしておくことと、
いくらいらないと言われてもないよりかはあったほうが
いいと思い、今日買いに行ってきました。


せっかく買うのならきちんとしたところで買いたいという
彼女の意向から、百貨店に入っているジュエリー屋さんで
買うことにして、いろいろとお店を回ったのですが少し
遅れて誕生日プレゼントを買ったネックレスのお店で見た
指輪がとても彼女に似合っていたので、そこにすることに。

僕は知らなかったのですが、婚約指輪というかダイヤの
種類にもいろいろありまして、４Ｃという基準があり、見本
で展示されている指輪のデザインにダイヤの質を選択できる
ようになっているみたいです。

ちなみに４Ｃはカラット（重さ）、クラリティー（透明度）、
カラー（色）、カット（バランスと研磨の状態）のことを
言うのだそうですが、お店で展示されているダイヤはその
４Ｃそれぞれが何段階もあるうちのかなり上位のものを
使用している値段になっていたのですが、質を上げること
で値段が変わっていくというものでした。

で、参考までに質を少し上げたダイヤってどんなものかと
見せてもらうと、展示しているダイヤ単体で見てもかなり
キレイなダイヤだと思っていたのですが、さすがにランクが
上がると全然輝きというか存在感が違うもので、１ランク
違うだけでこんなに違うものかとびっくり。

さすがに店頭にはすべてが最上級のものは置いてはなかった
のですが、オプションでランクを上げていっても、もともと
高いランクのダイヤがベースの値段になっていたので、大幅
に上がるということがなかったので、せっかくのものだし
ダイヤはすべて最上級のものにしてもらいました。


というわけで、あっさりとそのお店で婚約指輪を買ったの
ですが、加工に１ヶ月ちょっとかかるということで、内金を
支払ってまた後日出来上がったときに精算となったのです
が、思ったよりもいいデザインの指輪を見つけることが
出来て良かったです♪

ちなみに家に帰って母親に婚約指輪を買ったと報告すると、
大阪のおばちゃんの特徴からか、いくらか聞かれたので
答えますと弟くんが買った婚約指輪のざくっと半額とか…。

僕でもかなり奮発したつもりだったのですが、奴はどんな
指輪をプレゼントしてるんだか、思わずがくっとなって
しまいました。