まさかの無茶振り…
今日は彼女の弟くんの結婚式に参加してきました。式に参加することはとてもおめでたいことなので喜んで参加したのですが、僕としては一抹の不安が…。それは披露宴を身内だけでするというものでして、正直なところ僕としては彼女の親戚の方たちと会うのは結婚式以来のことで、そのときはまだ主役でしたからあまり話す機会もなかったのですがさすがに今日はそういうわけにもいかずにどうしたものかと。彼女のご両親とは普通に話せるのですが、やっぱり主役のご両親ということもありあまり僕とばっかり話すわけにもいかないと思うので、アウェーな感じにならないかとドキドキものでした。かなりの緊張しての参加だったのですが、結論から言いますと意外と何とかなったのはほっとしました。というか、やっぱり親戚の方たちに気を遣っていただいて、いろいろと話しかけられたりこちらから話していたので、楽しく過ごせたかなと。というのも、彼女はご両親と着付けがあるからと先に会場入りしてまして、僕は時間に間に合うように行ったのですが、会場に着くなり固まったのがご親戚御一行様が式場の入口のところでぱしゃぱしゃ写真を撮りまくっていたのです。入口はそこしかなかったので声を掛けないで通るわけにはいかず、彼女との打ち合わせでは彼女の着付けが終わって一緒に登場してみんなに僕を紹介するということだったのに、まさかの事態に焦りまくってしまいましたが、さすがにその状況では一人で突っ込むしかなく…。おかげでそれが功を奏したのか、逆に彼女がいたら会話も任せっきりになってたかもしれないところ、僕が話さないと何も始まらないのでしゃべりまくったおかげで、何とか式が始まるまでにはそれなりに打ち解けられまして、針のムシロにならずに済みました。さすがに挙式のほうは弟くんのお友達とかも来られてましたのでにぎやかに進み、ようやく披露宴ということで親族一同による会食がスタート。うちの弟くんも結婚式は親族だけで、テーブルは円卓ではなく長テーブルを長方形に並べての会議室ちっくな感じの披露宴でしたのでそれをてっきりイメージしていきましたら、なぜか会場には本格的な8人掛けの円卓が3つありまして、テーブルには席札がありそこに座ることに。一応は彼女の隣だったのですが、長テーブルならお隣さんだけ気にしてればいいものの、円卓なら全体を気にすることになるので周りを気遣いながら、なぜか司会は彼女の親戚が進行するというある意味アットホームな感じでの披露宴でした。まぁ、話好きな親戚のおじさんやらおばさんに親戚の方たちがマイクを回されては好き勝手にテーブルでお祝いの言葉を言うという感じでして、みなさん気遣ってか僕にはマイクが回ってこなかったので気楽にお酒を飲んでまして、奥さんのほうのご兄弟の方たちも前に出ては何か挨拶してと、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。ようやくデザートが出てきて、そろそろ宴もたけなわかなと飲み放題の焼酎をお替わりしようとしたところでふと隣に座っていた話好きなおじさんが、そういえばしまずんばくんはまだ話していないなぁと言い出して、いきなりマイクを渡され前に出されて挨拶をさせられることに!いやいや、披露宴の途中ならいつ振られてもいいようにそれなりに覚悟をしてましたが、もう終わるというタイミングでマイクを渡されるなんて、かなりお酒も入ってるし突然だったので何をしゃべるかまったく考えてなかったのですが、気付けば自分から前に出てました。いきなりの僕の登場にそれまで歓談してたみなさんがいきなり静かになったのには驚きましたが、弟くんと奥さんへ呼びかけるだけ呼びかけて、そこから一気にしゃべったのですがぶっちゃけ自分では何をしゃべったのか覚えてないのですが、席に戻るとご両親からだけでなく彼女にも結構いいことを言ってて良かったと言われたので、たぶん3分ちょっとしゃべったんじゃないでしょうか。そもそもにして弟くんとは今日で会うのが4回目なので、そんな他の親戚のみなさんみたいに積もる話もなかったのによくもまぁそれだけしゃべれたものだと自分でも驚くほどでしたが、それにしてももう花嫁さんの手紙が始まるというときに僕のスピーチって、いきなり無茶振りしてくるおじさんには参りました。