灰色の空のむこうには…

今日は彼女と結婚式のときに着る衣裳合わせに行ってきま
した。

衣裳と言いましても、新郎側のほうはある程度のパターン
が決まっているものですから、メインは新婦のほうであり、
彼女の衣裳をどれにするかが目的だったのですが。


予約した時間に貸衣装屋さんに行って、そこでいろいろと
説明を聞き、いざ試着となったのですが、毎回式の打ち
合わせをするたびに思うことに式へのビジョンというのが
漠然としているために、いつもその場で考えるということ
をしているので、貸衣装屋さんにあるウエディングドレス
をずらっと見ていると、Aラインやマーメイドやプリンセス
などいろいろな形があって、どれもこれも目移りしてしまう
ところ。

さすがにこれはいいと思うものを全部着る時間もないので、
その中からピックアップして４着に絞り、ついでにカラー
ドレスも２着ほど選んでいざ試着することに。


彼女が試着室で着替えている前で、僕はぼーっと待って
いたのですが、試着室の中から彼女のワーキャー言う声が
聞こえていたのでどうしたのかと思いつつ、とりあえず
１着目の試着が終わったそうで出てきた彼女を見て唖然と
してしまいました。

当然ながら普段の私服姿しか見たことがない僕としては、
盛装？したウエディングドレス姿があまりにも違うすぎて
もうびっくり。

いやはや、服装でこんなにも変わるものかと、まさに絵本
に出てくるようなお姫様のような華やかな格好には固まって
しまいました。


それからまるでファッションショーのように着替えて、さら
にはカラードレスまで試着したのですが、ウエディングの
ほうはこれがいい！というのがあったのですが、カラーの
ほうは２着ともピンと来るものではなかったのでまた次回に
ということになりました。

そしていよいよ僕の試着となったわけですが、新婦のほうは
あれだけ華やかだったのですから、僕もそれなりに派手に
なるのではと期待して行きますと、タキシードかモーニング
か燕尾服かフロッグコートの４択の中から選んで後は色目
だけと、さっきまでとのあまりの落差にがっかり。

しかも、新郎の服は新婦のドレスの色目に合わすということ
ですから、新婦のカラードレスが決まらないと決定するのは
難しいもので、結局候補を見繕うだけで終わるという始末。


彼女のほうの試着は２時間ちょっとで、僕の試着は３０分
少しとこのあまりの違いに笑ってしまうものがありましたが、
彼女もいろいろとドレスを着れて満足できたみたいですし、
僕も見ていて楽しかったですから、次の衣裳合わせも楽しみ
に行きたいです。