灰色の空のむこうには…

昨日彼女と会ったとき、帰り際にみなさんで食べて下さい
と、お菓子作りが趣味な彼女が作ったマフィンを家に持って
帰りました。

ちょっと遅くの帰宅になったのですが、たまたま両親がまだ
起きていたのでマフィンを見せると、スイーツ好きな父親を
筆頭にとりあえずみんなで１ついただくことになりまして、
さすがに手作りなだけあって甘さ控えめでとてもおいしく
両親にも好評でした。

夜も遅いということもあり、続きは明日ということで昨晩は
終わったのですが、今朝ばたばたと会社に行く準備をして
いますと突然、母親の悲鳴が聞こえてきました。


何事かと思って、リビングのほうに向かいますと、かなり
母親が父親に怒ってまして、訳を聞きますと昨日のマフィン
を父親が全部食べてしまったそうです。

うちの家では朝御飯を３人で食べた後、僕が会社へ行く準備、
母親は食器の片付けをしてコーヒーを淹れた後に洗濯機を
回すのですが、父親だけがテレビの前で新聞を読みながら
寛いでいるのです。

で、母親がコーヒーを淹れて洗濯機のほうに行ったものです
から父親は食後のスイーツとばかりに彼女の作ったマフィン
を食べていた挙句に全部食べてしまったという次第で。


僕としても結局昨日は１つしか食べていなかったのでかなり
残念だったのですが、驚くべきは父親が食べた数で、彼女は
家族でケンカしないように９個ほど作ってくれていたみたい
なのですが、それを朝食後に全部平らげたみたいです。

昨晩、みんなで３つ食べたので残りは６つのはずなのですが、
まさかそれを全部食べるとは。

母親もコーヒーを淹れた以上はいくつかは先に食べられて
いるとは予想はしてたみたいなのですが、まさか１０分も
しないうちに６つも食べるうちの父親って…。

そりゃ、うちの母親も怒るというのも納得です。