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カテゴリ:テレビの話
現代の医者が江戸時代にタイムスリップしたファンタジー
SFな感じの設定が面白いということもさることながら、 毎回どこかでほろっと感動させるストーリーを楽しみに しているこの作品ですが、前作ではあまり目立たなかった 実在した歴史との関わりというのが本作ではピックアップ されていまして、それをパラレルワールドと思いながら 見るのもなかなか楽しみ方の1つだなと思うようになり ました。 田之助が日本で一番さみしいお姫様と称した、皇女和宮 の有栖川宮熾仁親王との話はあまりにも有名すぎるもの ですが、このドラマでは大奥に入りながらもお目付け役 から何を言われようが自分なりの楽しみを見つけながら 生きる姿がとても印象的に思えました。 そんな和宮だったのですが、脚気に効くとされる安道名津 を口にするや毒が盛られているもので南方先生の胃洗浄で 一命を取り留めることになるのですが、それにしてもこの 最初の設定では南方先生は脳外科医だったはずなのに、 これほどまでにいろいろな分野の対応が出来るというのも 不思議な気がするのですが…。 この当時も今と変わらず、何か事件があったことに対して 責任というのが発生みたいで、今回の一件でも仕組まれた ことはわかっていながらもその責任の矛先が南方先生へと 向けられたのですが、捕えらえた先生が向かった先という のがあの小伝馬町牢屋敷。 もうこの牢屋敷に入れられた時点で南方先生危機一髪だと 思ったのは、この牢屋敷は安政の大獄で死罪を言い渡された 吉田松陰が入牢させられたところでしたからで、牢屋内 での賄賂など地獄の沙汰も金次第というところが妙にリアル に描かれていまして、なかなか良かったと思います。 この一件により、今まで江戸の良いところしか見ることが なかった南方先生がこの先どうなるのか、さらには先生に 下されるお沙汰はどのようなものなのか、むしろ先生は どうなってしまうのかかなり気になる展開で、来週の放送 がとても待ち遠しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.12 15:28:36
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