灰色の空のむこうには…

今日もいつものように仕事で店回りをしていますと、彼女
から電話がかかってきました。

前にも書きましたが、彼女はよっぽどの連絡事項のときに
しか僕の仕事中には連絡してこないので、逆に何かあった
のかな？と思って電話を取ってみますと、やっと結婚式場
の写真館からＤＶＤが届いたという連絡でした。


今回もまた彼女が仕事に出かける前のタイミングで宅急便
が届いたそうで、これまた開けずにそのままの状態にして
仕事に行くということだったので、僕も早く家に帰って
一緒に見ようとちゃちゃっと仕事を終わらせて帰宅する
ことに。

またまた僕のほうが家に着くのが早かったため、「待て」
の姿勢で段ボールの前で待っていたのですが、今回の送り
状にはちゃんとＤＶＤと書かれていたため、ようやく待ち
に待ったものが来たと。

彼女が帰ってきてから目の前でその宅急便の段ボールを
開けまして、取り出してみると中身はちゃんと結婚式を
撮影したＤＶＤだったので、晩御飯を食べながら見る
ことに。


びっくりしたのが、ＤＶＤの枚数でしてなぜだか２枚組
になっていまして、挙式から和装へのお色直しまでを
１枚とそこから最後までが１枚というボリュームたっぷり
のものでして、僕は明日は休みですが彼女は仕事という
ことなのでとりあえず１枚を見ることに。

結婚式のときにも書いたのですが、当日は式場の人に言わ
れるがままに動いていた上に、檀上ではスポットライト
が当たってまして逆光になりよく会場が見回えなかった
ので、こうして客観的に撮影されたものを見ると式のとき
の雰囲気がすごくわかって見ていて面白かったです。

というか、僕はこれまでビデオで撮影されるということ
がほとんどなかったのでまともに撮られるのは今回が
初めてのため、どのように見られているのかというのも
わかったのですが、自分で思った以上にまともにきちんと
動けていたのはほっとしました。

若干ショックだったのはカメラを通して聞く自分の声
でして、まさかあんな感じの声だとは思わなかっただけ
にがっかりでしたが。


本当は１枚を見て、もう１枚はまた後日見る予定だった
のですが、見ていて自分のことながらあまりにも面白く
テンションが上がってしまったので、結局はぶっ通しで
最後まで見ることに。

だいたい全部で３時間ちょっとあったので、なかなかの
長丁場でしたが、式の流れだけではなくご列席いただいた
お客さまの表情や反応を見ることが出来て、飽きること
なく楽しむことが出来、撮影代はちょっと高くついた
のですがやっていて良かったです。

それにしてもこうして映像で見る自分の姿というのは、
写真とはまた違った趣きがあって、自分が自分じゃない
みたいな感じがして不思議な気分です。


結婚式から受け取りまでかなり長いこと待たされました
が、そのハードルが上がりまくった期待を裏切らない
ものだったのでとても満足なものでいて、自分で言う
のも何なのですがこうして映像で改めてみますと良い
式だったんじゃないかと思います。