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2011.05.29
カテゴリ：テレビの話
思わぬタイミングでの再登場の野風さんメインのストーリー
でしたが、じっくり見てますとこれまでの南方先生や坂本 龍馬の話よりも野風さんの話にはリアリティがありました。 どうにもこのドラマの特徴として、ディテールにこだわって いるのか、ある設定やらキャラを描きこませるとかなり深い ところまで描かれているもので、今回の野風さんの行動から 言動に至るまで、とても身に沁みるものばかりでした。 特に再発したガンによる余命を南方先生に尋ねた後に語った 本心こそ、苦界で生きてきた人間だからこそ自分が得ること が出来なかった未来をつかめ、また自分の生きてきた証を 残すことがどれほど野風さんにとって大きな意味を持つのか、 これまでの物語の中で丁寧に描かれてきたからこそ余計に その涙が美しく見えたりしました。 さらには咲さんが語った、野風さんが自分の命を賭けて子を 残そうとする意味こそ、野風という人物を表しているもので あり、運命を受け入れながらも南方先生のために歴史に敢然 と立ち向かう姿には感慨深いものがありました。 この命を賭けた野風さんの行動によって未来がどう変わって いくのかは誰にもわからないですが、それでもこれまでとは 違う未来が生まれることは疑いようもなく、それがどう南方 先生に関わってくるのか、ぜひとも新しい未来のためにも この野風さんの出産は上手くいってほしいと祈りたい気持ち です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.06.08 22:07:01
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