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カテゴリ:テレビの話
さすが最終章の前編にふさわしく、これまでの伏線を回収
しつつも、ここまで広げた話をどう収束するのかドキドキ しながら見てたのですが、納得の展開でした。 なぜ脳外科が専門の南方先生が、ろくに手術道具もない 江戸時代にタイムスリップしたのか、史実での暗殺から 逃れたはずの龍馬が東に斬られた理由は何なのか、どう して龍馬は助かるかもしれなかったその命を自ら捨てる ことにしたのか、そして東はなぜ一人で死ななければ いけなかったのか。 これらの疑問を考えたときに、これまで運命に抗い続けた 南方先生に対する歴史の修正力と神の思惑を考えれば全て つじつまが合う壮大なストーリーでありながら、その時代 の人間の意志によって動かそうとしたことは史実となると いう新たな歴史の融合というのはとても素晴らしい完成度 になっていたかと思います。 てっきり僕としては前作からの布石として「南方仁がおれば 坂本龍馬は死なん!」という前振りがそのまま適用される ものとばかり思っていましたが、時代に殺された人物と運命 に殺された人物という二人の対照的な死に様が強く印象に 残ったのですが、直接的にせよ間接的にせよ死んでいった 人間たちがまた生まれ変わりたいと思える日本を作ることが 出来たという意味ではその人生はとても価値のあるものだった と信じたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.18 18:57:55
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