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灰色の空のむこうには…

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2011.06.29
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カテゴリ:いけだ一紗さん
なかなか都合が折り合わずに行けずじまいだった一紗さん
のライブでしたが、今日のライブにようやく参加すること
が出来ました。

あっ、一紗さんという方は僕が熱烈に応援しているピアノ
ポップシンガーの「いけだ一紗」さんのことでして、去年
まではちょこちょことライブにお邪魔させていただいたり
してたので、ひさしぶりの参加となりました。


今回は数組のミュージシャンの方たちの中の1人ということ
で、ブログでは出演予定時間が掲載されていたのですが、
せっかくの機会ですから他の人たちはどんな歌を歌うのか
興味がありましたので、仕事が休みだったので開演時間から
参加していました。

いざ会場入りしてライブが始まるまで待っていたのですが、
自分でも不思議なことながら出不精でヒッキー体質なこの
僕が、誰か連れがいるならまだしも一紗さんのライブとなる
と1人で全く場所も知らないライブハウスに行くのが全然
苦にならないというのが面白かったりしたのですが。

初めから来たのはいいんですが、一紗さんの出番までどう
しようと思いながら、あまり目立たない壁側のテーブルの
ところに陣取って待っていますと、1組目の方のステージ
が始まりました。


ちなみに一紗さんは3組目の出演になっていたのですが、
ライブハウスには最初から来られてまして、事務所の社長
さんと一緒に1組目の方のステージを見てられたと思えば、
僕も見覚えのある一紗さんファンの人を見つけては途中で
挨拶に行かれたと思えば、久しぶりの参加にも関わらず
壁際に隠れてひっそりとしていた僕を見つけて挨拶して
いただけたのはとてもうれしかったです。

そうこうしているうちに2組目のバンドの方たちの演奏と
なりまして、ちょっといい感じかなぁと思いながら聞いて
いますと、同じカズラー仲間で親しく声をかけてくださる
ドライフラワーさんがいらっしゃって今日も声をかけて
もらえまして、今までアウェー感がしてたライブでしたが、
ようやくほっとすることが出来ました。

というのも、今回のライブ会場にお客さんはざっと40人
以上はいたと思うのですが、これまで参加したライブの
ときとは違い、客層が女性ばかりで明らかにお目当ての
ミュージシャンを待っている雰囲気で、しかもステージ前
を女性たちが占領したりしてましてある意味独特な雰囲気
だったのです。

そんな中でドラさんを見つけたものですから、まさに地獄
に仏のような気分になってしまいまして、お会いしたのが
ひさしぶりということもあり、いろいろ話し込んでました。

そうこうしているうちに、いよいよ待ちに待った一紗さん
のステージが始まりまして、ドラさんは前のほうへ見に
行かれたのですが、僕は相変わらず壁際でひっそりと応援
をすることに。


突然ですが歌を「きく」という表現がありますが、この
「きく」という漢字は「聞く」と「聴く」の使い分けを
どうするのかということを考えたことがあるでしょうか?

先の2組のライブと一紗さんのステージを見て、ふとこの
「きく」の違いについて思ったのですが、先に登場された
2組のミュージシャンの方々の歌は初めてなのでどんな
感じなのか楽しみにしていたのですが、あくまでも僕の
個人的な意見ですが「聞く」というものでした。

何て言いますか、バンドなので仕方ないのかもしれません
が、音楽のほうが先行していて歌が後から付いてきている
という感じがしまして、どうしても普通に耳で聞いて
しまっているのです。

まぁ、僕ももう30歳代半ばになろうとしていますので、
そろそろエレキギターの切り裂くような音が厳しいという
のもあるのですが。

それに対して一紗さんの歌は、メインは会場に響き渡る
力強い歌声になっていまして、メロディラインとしての
ピアノの演奏があるので、目や耳に心という五感に訴え
かけて「聴く」という味わいがあり、だからこそ心に
染み入るものがあったように思います。


一紗さんのステージが終わった後、帰るときにちょっと
だけ一紗さんとお話することが出来まして、ドラさん
にもいただけたのですが一紗さんにまで結婚のお祝いの
言葉をいただけたのは、こういうときにでも僕の些細な
ことまで気にかけていただけてるその心遣いがとても
うれしかったです。

ひさしぶりに一紗さんのライブに参加することでしみじみ
と実感したのですが、一紗さんパワーをいただくことで
青臭い表現かもしれませんが日々の生活では失くして
しまいがちな明日への希望と言いますか前向きになる力を
分けてもらえたような気がします。

これからも定期的にライブに参加していくことで、この
パワーを一紗さんからいただくだけでなく、これからは
僕もそんなパワーを他の人に分けれることが出来るように
頑張っていこうと、そんな気分になることが出来た今日の
ライブでした。





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Last updated  2011.06.30 00:00:34
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