灰色の空のむこうには…

もうなんて言ったらいいのかしら、あまりの幼稚すぎる
展開に、呆れて突っ込む気力もなくなっちゃうわ。


どうしてこう設定はしっかりとした世界観があるという
のに、内容が子供っぽいのかしら？

アーモンドな彼女の抗議活動にせよ、トンガリ頭の僕
だけが正しいという理屈も、主人公が子供なのでどう
しても焦点が当てられるのはわかるんだけど、あまり
にも子供目線主体で物語が進んでいるというのは現実
社会と比べるとどうにもリアル感が薄すぎるのよね。

二大勢力のいがみ合いの歴史ももうちょっとシリアスに
描けばもっと共感を呼べると思うんだけど、戦っている
当の本人たちがおちゃられけた戦闘しかしてないから
どうでもいい感があるわ。


これまでのガンダムなら見せ場となるMS同士の戦いも
だたの肉弾戦な泥試合だし、そこに割って入ってきた
UEの攻撃も、なぜか一機だけは避難するトラックを襲う
のも何の意味があるのか訳がわからないし。

まぁ、そのおかげでやられ役担当のライオン頭が登場
したんだけど、艦内でのやり取りを聞く限り格好よく
トンガリ頭を送り出した二大勢力たちもあっさりと二機
から９０％のダメージを受けたって、全然歯が立たない
じゃないの。

変なバイザーの艦長も、機密を売るから自分は何の痛み
はないとはいえ、そんなのが用意する戦艦でUEの巣を
叩きに行って勝算なんてあるのか、わたしには全くの
疑問なんだけど。


わたしの名前はルナマリア・ホーク。


前回のデータでAGEシステムが新しい換装を作ったって
あったけど、アーモンドな彼女のおじいさんも外に出てて
戦いの様子はディーバのクルーは見れてなかったのに誰が
入力したのかしら。

こうもタイミング良く新しい換装が登場するなんて、某
国民的アニメのアン〇ンマンがバイ〇ンマンにやられて
新しい顔に変える的なノリに見えるんだけど。

そういえば、アーモンドな彼女のおじいさんの風貌って、
どことなくジャ〇おじさんに似ているような…。