灰色の空のむこうには…

考えてみたら、今回のガンダムってかなりズルいわよね。

そもそもの設定として１００年３世代に渡る壮大？かどうか
はかなり物申したいところだけど、ガンダム大河ストーリー
を描くと宣言してたから、トンガリ頭はどうあっても次世代
へバトンタッチするという意味で勝ち組になるってこと。


逆に考えるとストーリーがどれだけ絶望的なものになろうと、
絶対トンガリ頭は生き残るだけでなく婚活しなくても相手が
見つかるのが運命づけられてると思えば、これほど見てて
盛り上がらないものもないんじゃないかしら。

だから、トンガリ頭だけでなく次世代の伏線として、脇役
である狼男のロマンスがいきなりクローズアップされたり
しても仕方ないとは思うんだけど、純情＆恋する乙女を
経験してきたわたしとしては、あまりにもご都合主義で
あざとすぎる設定すぎるので、何だか納得いかないわ。

トンガリ頭にはアーモンドな彼女がそもそもいるのに、
改めて中華娘を再登場させただけでなく意味不明なイメージ
ビデオっぽい演出をするって、完璧中華娘に嫌なフラグが
立っただけな気がするんだけどね。


わたしの名前はルナマリア・ホーク。


ラストで第一世代最終決戦のために無理矢理設定作りをする
ためディーバを改造しに、久しぶりにロックな職人さんが
登場したんだけど、あんなに大型戦艦を改造したというのに
明らかに使う必要がないレンチを回す必要があったのか微妙
なところよね。

それより、狼男もだけどこのディーバの面々って連邦軍から
すればお尋ね者だから補給も給料も出てないはずなのに、
現実問題ロックな職人さんをはじめとしたこうした支払いとか
ってどうしてるのかすごい疑問に思うのはわたしだけかしら？