灰色の空のむこうには…

ちょっとちょっと、トンガリ頭編はただの自分に酔ってる
人たちの私的な戦闘だったのに、今回のパイナップル頭は
意外とメインのキャラたちがきっちりと描かれていて、
不覚にも学園モノのガンダムも面白いと思っちゃったわ。


前回無表情な長髪が転入してきて、しばらく様子を見ると
行ってたからどれくらい時間が経過したのかと思ってたら、
いきなり卒業ってそれこそご都合ってもんだけど、よくよく
聞けばまさか１年半もの間も潜入してたっていうのも凄い
ものよね。

いくら軍の施設に保管されたからといって、そんなに長い
間見つけることが出来なかったヴェイガンの情報網も疑い
たくなるけど、もっと疑いたくなるのがこの１年半の学園
生活をエンディングの３人のショットと、部室の倉庫に
貼ってる写真だけで想像させるという制作サイドのご都合
主義かしら。

まぁ、本編としては戦争モノだから、ダラダラと学園モノ
のストーリーばかり取り上げられても困るんだけど、もう
少しパイナップル頭と無表情な長髪、それにおでこな彼女
の３人の絡みを見て入れば、今回の別れがこれから３人の
人生にどれだけの影響を与えることになるのかが伝わって
きたかもしれなかったと思うと、今回のだけでも十分に
面白かっただけに残念だったわ。


わたしの名前はルナマリア・ホーク。


何より策士だなぁと思うのはおでこな彼女で、ちょっと足
をくじいたのか腰が抜けたくらいであろうことかお姫様
だっこされているってどういうこと！？

ガンダムシリーズのロード・オブ・ヒロインなわたしで
すらまだされたことがないっていうのに、あっさりヒロイン
の特権であるお姫様だっこをされた上に保健室で介抱まで
されるなんて、アーモンドな彼女に引き続きおでこな彼女も
押さえるところは押さえててなかなか抜け目ないわね。

パイナップル頭だけでなく、無表情な長髪ともちゃっかり
フラグは立ってたみたいだし、おそらくパイナップル頭の
ほうとくっつくとは思うけど、おでこな彼女のことだから
どちらかを選ぶまでの経緯で一悶着ありそうで、この恋の
行方もどうなるかわたしとしてはすごく楽しみになって
きたわ♪