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テーマ:八重の桜(393)
カテゴリ:テレビの話
いやぁ、もはや…、
古き良きものを守るだけでは 立ち行かねぇ 変えるべきは変えていかねぇと 今回の物語は西郷頼母のこの一言に尽きると思います。 ネコといえば井伊家の代名詞、井伊直弼いるところにネコ が出て来るのはなかなか面白い演出でしたが、大老にまで 登り詰めた政治的手腕はさすがという他ないと思います。 違勅条約への追及を逆手に、一気に反対派の勢力を叩き 潰しただけでなく、意のままに政治を行うためもめていた 将軍後継者問題も華麗に決めるというその恐ろしさ。 武の時代は終わったとはいえ、まさにその辣腕ぶりは井伊 の赤鬼と呼ばれた父祖伝来の二つ名通りと感心してしまい ました。 十四男という生まれなため部屋住みの身ながら、自らを 埋もれ木と揶揄しつつも腐ることなく文武に精進し、芸事 に居合を極めたその胆力こそこの幕末の乱世に突如として 現れた異端児だったと思います。 戒名を授かりながら、命を賭して国の大事に立ち向かった その姿は、やり方こそ異論あるでしょうが同じ国を憂える 者なのに、どうしてこの時代は口より先に手が出るように なったのか、残念で仕方ないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.20 15:31:50
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