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テーマ:八重の桜(393)
カテゴリ:テレビの話
関ヶ原の戦いに勝利することで戦国時代を終わらせた徳川
家康が江戸に幕府を開いてからおよそ260年、政は江戸 で幕閣を中心に行われました。 関ヶ原の戦いで敗北した西軍の将たち、いわゆる外様大名 は参閣することは許されないばかりか、石高に応じた年貢 に参勤交代、さらにはさまざまな普請を申し付けらえる ことで虐げられてました。 そんな折、黒船の来航によって日本の屋台骨である幕府の 権力が揺らいでいるのを敏感に察知した外様大名は、その 隠し持っていた牙をむいて公家を取り込み、政の中心を京 へと移すことでこれまで発言権すらなく、ただひたすら 言われるがままに耐えるしかなかった時代を終わらせる ことが出来たのです。 そんなDNAに刻み込まれた260年にも及ぶ幕府への恨み は想像することすら敵わないのですが、この長州藩の暴発 とでもいえる暴挙を起こすに至った流れは、同意すること は出来ませんが理解することは出来ます。 長州藩では関ヶ原の戦い以降、新年を迎えると藩士一同の 前で藩主が幕府を討つかいかがしましょう?と尋ねられる 儀式があったそうです。 歴代藩主は一度も頷かなかったそうですが、唯一今年討つ と宣言した藩主がいまして、それは慶応4年、西暦で言い ますと1868年元旦のことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.13 17:51:20
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