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カテゴリ:テレビの話
さっぱりわからない
月9ドラマとして大ヒットした「ガリレオ」が、6年ぶり に第2シーズンとして新作が登場するということで、映画 「容疑者Xの献身」を見てファンになった僕としては、 毎週楽しみに見ていました。 僕はヒットのきっかけとなりました第1シーズンのほうは 見ておらず、映画から入りましたので東野圭吾氏独特の 人間関係の緻密さを楽しみに見ていたのですが、どうにも ドラマは1時間という時間の尺の都合からか何となく薄い 感じなものに思えてしまいました。 むしろ、事件やその関係者よりも湯川先生や岸谷刑事に 栗林助手たち主人公サイドのドタバタのほうが目立ってた ような気がしてなりませんでした。 僕は原作のほうは未読なためドラマを見ただけで一概には 言えないとは思いますが、もう少し事件サイドの関係者側 も掘り下げてもらえたほうが物語に深みがあって良かった のではないかと思います。 そんな第2シーズンの最終章「聖女の救済」は、前後編と いう時間的に余裕があったのか、映画のような重厚でいて 骨太に練り上げられたストーリー展開は特に見応えがあり ました。 ただ問題提起だけでなく先の見えない手に汗握る展開の 前編に対して、手段はわからないながらも犯人がわかった 後編は後付けで答えを探しているだけの感があり、ラスト のオチもそれまで練り上げられた緻密なキャラから一転し 雑になったような気がしました。 映画版ではどちらかといえば湯川先生は控えめで、事件の ほうにぴったりと焦点が合っていたためブレがなく入り 込むことが出来ましたが、ドラマのほうは湯川先生という よりも福山氏の魅力ありきで作られたような印象を受け ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.10 17:33:30
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