「とある飛空士への追憶」…
とある飛空士への追憶お花はね、お空に向かって咲くの土から出られないお花たちはあの広くて自由なお空に憧れてるんだって中央海を挟んで12,000km隔たった2つの大陸。それぞれを支配する2つの国は対立し、戦争状態が続いていた。そんな中、神聖レヴァーム皇国の皇子カルロの婚約者ファナ・デル・モラルの命が敵国に狙われる事態に。そこで、敵国領内に残された次期皇妃ファナを救出すべく、彼女を水上偵察機に乗せ、護衛なしで敵中を突破し、12,000km隔てた神聖レヴァーム皇国に送り届けるという無謀とも思える極秘作戦が計画される。最下層の民で、身分の関係ない自由な空への憧れから飛空士となった青年、狩乃シャルル。その卓越した操縦技術を買われ、この失敗の許されない極秘作戦のパイロットに起用されるのだったが…。冬の新番組をチェックしていますと「とある飛空士への恋歌」というアニメがスタートするとのことで、その前編ともいえる映画化された本作を予習として見ることにしました。見終えた感想は、良く言えば王道もしくはオマージュ、身も蓋もないことを言えばどこかで見たことのあるベタな展開の切り貼りと言ったところでしょうか。原点回帰という意味では、これはこれでありなのかもしれませんが、初めて見た気がしない先が読めたせいか僕的には盛り上がりの欠けるものでした。