日本の技術
法隆寺大工 「西岡常一」(にしおか つねかず)さんの本を読んでいます。法隆寺五重塔は飛鳥時代の斑鳩大工の最高傑作です。西暦680年ごろの建立とされていますので、1,300年以上経っています。もちろん世界一古い木造建築物で、世界遺産です。聖徳太子ゆかりのお寺です。建築技術は中国から来たものと思いますが、中国にもこんな古い木造建築はありません。斑鳩の大工さんの技の凄さが分かります。西岡さんによると、斑鳩大工は檜が3,000年の寿命を持っていることを知っていて、1,000年間建物をもたすために、1,300年の樹齢の檜を選んだということです。壮大です。その技たるや、世界一です。現在 業平橋に建築中の東京スカイタワーにもこの構造が使われているそうです。昨年、勉強に行きましたが、来年もまた行こうと思います。古さゆえの、日本の技術です。今日は「1,300年経っている建物の構造もすごいけど、不同沈下しない地盤もすごい!」次は地盤の秘密を勉強してみます。じゃんじゃん!どや~!!