ひかりのダンス

10日の日曜日に今年初めての樽前登山をしてきました。

昨年も山開きを待ちかねて登山をしましたが、

今回は、最近、特に感じる地元の山に対する感謝の気持ちを

お伝えするため、樽前山の山頂にある神社の奥宮へのご挨拶と

2年前に東山山頂にてお祈りをした場の確認を目的としました。



樽前山の裾野は広く、原生林が広がり冬場に降った雪がとけ

その雪解け水が森に浸透し、何十年かかけて美味しい湧水と

なって私たちの飲み水としていただいています。



お天気の良い日を待っていましたが、苫小牧特有の

ガスの立ち込めている日の連続で、あるご縁から一緒に

登山をする仲間が増えました。

このメンバーです。





25歳たかし君・24歳たつろう君・20歳ゆみちゃん・18歳りえちゃん

以上4名の素敵な若者たちが一緒に登ってくださいました。

見てのとおり、ガスがかかっています。



この4人、生まれも育ちも地元なのですが、皆、樽前山に

登った経験がないそうです。

りえちゃんは去年、登山用具を揃え、樽前に登りたいと

思いながら、実現していなかったので今回登山をする話を

聞いた時に「一緒に行きた～い！」と、参加を即決したそうです。

今は、学校で登山をする行事がないのですね～。





山を登りながら、皆さんに山での決まりごとをお話したり

休憩をとっている時に、山の植物に詳しいゆみちゃんが、

お花の名前を教えてくれたり、たつろう君は、山肌を吹き上げる

風に”気持ちいい～”と叫んだりしていましたが、たつろう君は、

はたと、幼い頃の記憶がよみがえり、お父さんに連れて来てもらった

ことを思い出しました。

同じ場に立つと感覚がよみがえるものなのですね。


若者達に「山も木も水もそして地球も”ありがとうございます”の

言葉を気持ちを込めて伝えると、とても喜んでくれるのよ。」と

話すと素直に実践してくれ、真っ白の世界を歩きながら、

「気持ちいい、最高！！ありがとうございます。」と言葉に

してくれていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく