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カテゴリ:祈り
今日は、北海道の私の住む街も、ようやく真夏気分です!
ちょうど、1ヶ月前の今日、与那国にいました。 暑かったぁ~!さすが、台湾のすぐそばですね。 岬に行くとこんな景色が・・・ やはり、海の色の美しさは、最高ですね。 そこには、牛や馬が放牧されていて、なんだか、 北海道にいるような錯覚さえします。 この島の人口1700人ほどで、牛の数のほうが多いそうです。 そしてこの馬、”与那国馬”です。人なつっこく可愛いです。 そうでした、与那国島と言うと ”ドクター・コトー”のロケ地といった方が分かりますね。 岬の道を自転車で走っている姿を思い出すでしょう。 この島、とても大切な島のようです。 そして、小さな島ですが、お水が豊富にあります。 また、海底遺跡やら奥(歴史)が深いところです。 島を案内してくださる方のお陰でいろんなお話を 聴かせて頂きました。 この港街、戦前には、料亭が20軒もあったそうで、 それだけ、船の出入りが頻繁であったようです。 戦前、久部良港は、台湾と交流が深く 世界各国からも沢山の品物が入る貿易港でした。 島の女性は、習い物や行儀見習いに台湾へ 行き、身に付けてきたそうで、日本の本土より 繋がりが深かったのですね。 ですから、大東亜戦争(第二次世界大戦)の際に 与那国島は、日本の領土のため、今まで親密な 交流をしてきた台湾を敵にまわす事になったそうです。 なんと苦しい選択でしょう、 心と行動が一致しないなんて・・・ ここの場所は、ティンダ・パナタという名で古い地層が 隆起したところで、おおきな石板が掛かっていました。 ここでお祈りをしている時に、とても複雑な感覚を 味わいました。 南方へ出征していく兵隊さんの心を感じたのです。 このティンダ・パナタから見る久部良港です。 たまたま、この日にアメリカの戦艦が入港していて 前日6月23日は沖縄の戦没者慰霊の日で、意味ある セッティングに感じました。 終戦から61年経っているのに、まだまだ戦争を 感じさせるものが、周りにあったのです。 日本の最西端の岬を紹介しますね。 この厳しい暑さを北海道で表現すると ストーブの目盛りを全開ににしたような 暑さなのですが、水場には、心地よく冷たい お水が湧き出でて、一瞬、30度の暑さを 忘れさせてくれるものでした。 お水って、人の命を繋ぐ大切なものですが、 涼しさも与えてくれる素晴らしくかけがえのない ものですね。 水の惑星に棲む生き物として清らかな水を 大切に守って生きたいと感じるのでした。 そして、重要なデータも記憶しているのですね。 海の底に沈んでいった文明のことも・・・ 素晴らしい島を守ってくださっている 与那国島の皆様に心より感謝いたします。 ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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